ケンコー・トキナーは、フィルムスキャナー「KFS-1400」を発表しました。
フィルムスキャナー新製品 KFS-1400：スキャン解像度3000dpi、パソコン無しでフイルムをデータ化
「KFS-1400」は、1462万画素のCMOSイメージセンサーを搭載したフィルムスキャナーです。
パソコンを 使わずに簡単操作で35mmフィルム(ネガ・リバーサル)をSD/SDHCカードにダイレクト保存することができます。
発売日 2012年6月15日
主な特長と仕様
・1462万画素のCMOSイメージセンサーを採用
・3000dpiの高解像度でフィルムをデジタルデータ化
・3.0型液晶モニターを搭載
・スキャン前にモニターで画像を確認可能
・保存した画像の再生も可能
・テレビ(HD画質・標準画質)に映像を出力することも可能
・作成したデジタルデータはUSB接続でパソコンへ取り込み可能
・色補正用ソフト(CD-ROM)が付属
・電源はACアダプターまたはUSBバスパワー
・6コマ用ホルダー、スライドマウント用ホルダー等付属
コメント
先日、ご紹介したKFS-500は低価格で性能もあまり高くはないと思いますが、今回発表された「KFS-1400」は手軽にスキャンしてそれなりに使えるといった印象です。
ケンコー・トキナーからは、本製品よりも少し低価格の「KFS-900」という機種が発売されています。往年の高性能フィルムスキャナーとは比べるべくもないのですが、「十分実用になる」といったレビューが掲載されていました。
となとると、上位機であるこの製品も、性能には期待できそうです。
ただし、前の記事でも書きましたが、本格的にスキャンしようと思ったら、さらに高性能なスキャナーがいるだろうとは思います。また、埃・傷除去機能の「デジタルICE」などはぜひとも搭載してほしいと思いました。
それでも、手軽にフィルムスキャンできて、なおかつ実用になる画像のデータが引き出せる本製品はフィルムスキャナー入門機として検討に値する機種ではないかと思います。
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価格情報 フィルムスキャナー KFS-1400
