もうすぐ発売される「EOS KISS X6i」の撮影サンプルが、海外サイト「Digital Photgraphy Review」に多数掲載されています。
画像をクリックすると、段階的に拡大され、最大で約200万画素程度の大きさで表示されます。
「等倍表示」がされないのは少々残念ですが、プリントしたときの大まかな画質が分かるというメリットもあります。
何枚かのサンプルを眺めていて、ISOを確認すると、1600と書いてありました。隣の写真が100でしたが、ほとんど差が分かりませんでした。
一昔前のデジタル一眼レフは、ISO1600で撮影した画像はザラザラで、すぐに分かりました。とても「常用」しようとは思いませんでした。
でも、今回の「EOS KISS X6i」の撮影サンプルは、パッと見ただけではそんな高感度で撮影したものとは分かりませんでした。これなら1600が常用できそうです。
「EOS KISS X5」は映像エンジンが「DIGIC4」だったのですが、これが「DIGIC5」になったことが大きいと思います。
これだけ高感度性能が良くなったのなら、それだけで買い替え理由になりそうですね。
ところで、先日発売された「EOS 5D Mark3」は、「DIGIC5+」ですから、さらに高性能な映像エンジンを搭載しています。
処理能力は、「DIGIC4」を1とすると、「DIGIC5」は4、「DIGIC5+」は17とのこと。
「EOS 5D Mark3」はフルサイズのセンサーを採用しているということもあって、「EOS KISS X6i」よりも、さらに2段くらい高感度性能が良さそうですね。
あとは、「おサイフとの相談……」というのもあるでしょうし、コンパクトで軽い「EOS KISS X6i」のほうが好きだという方も、当然いらっしゃると思います。
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