随分旧い機種なので恐縮ですが、今日、久しぶりに「PowerShot S3 IS」を使ってみました。たぶん、使うのは何年かぶりです。

このデジカメの概略を書くと、「ネオ一眼(一眼レフみたいな形状のコンパクトデジタルカメラ)」で、画素数は500万画素、12倍ズームのモデルです。

現在(2012-11)ではかなり薄型で、1万円台で購入できるモデルの中にも10倍程度のズームのものはありますが、当時としては高倍率でした。

(いや、今でも10倍ズームは高倍率ではありますが・・・)

試し撮りしてみて驚いたのが画質です!先日購入した12倍ズームの「PowerShot 51S」よりも、画質が鮮明です。

不思議に思い、もう一台の最新機種「IXY 600F」と比べてみましたが、ダンゼン「PowerShot S3 IS」の方が高画質だと感じました。

たぶん、4~5年は前のモデルなのに、不思議です。

さらに驚いたというか意外だったのが高感度撮影です。

「ISO 800」までしか設定できないのですが、その「ISO 800」で撮影した画像が十分実用的な画質だったのです。もちろん、旧い機種の高感度撮影ですから、それなりにノイズはあります。

しかし、決して見苦しい画像ではなく、等倍鑑賞してもそれなりには鑑賞できるものだと感じました。

おそらく、画像処理技術がそれなりに進歩していた時期のデジカメであることと、わずか500万画素という画素数なので1画素あたりの受光面積が広いことがその理由ではないかと思いました。

ちなみに、この機種のことを思い出したのは、何かで「スーパーマクロ」が素晴らしいというのを読んだからです。

私は、そんな機能があることすら意識していなかったのですが、試しに使ってみると液晶に使い方が表示されてマニュアルなしても設定できました。

撮影しつつ液晶モニターを見て、「ずいぶん大きく表示されるなぁ」と思い、レンズの辺りを見てみると、対象と当たりそうな距離です。たぶん、1センチくらいでしょうか。まったく、「スーパーマクロ、恐るべし」ですね。

追記 なぜかこの「スーパーマクロ」モードで撮影した画像は、それなりにノイズがありました。「ISO 80」での撮影ですから、もっとクリアだと思ったのですが、まるで高感度撮影した画像みたいでしたね。こちらの画質は、先ほどとは別の意味で意外でした。

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