最強の動画コンパクトはどっち？　DSC-HX30VとDMC-TZ30

最近は、デジカメで動画を撮る方が増えてきました。以前のようにテープではなく、メモリーカードに撮影するとなると、小型のデジカメで気軽に撮影できますから便利ですよね！

画質も、数年前にはビデオカメラにアドバンテージがあったと思うのですが、これだけ動画が撮れるデジタルカメラが増えると機種ごとの差の方が大きいかな？

かくいう私も、気軽に動画撮影するときには、コンデジを使うことが多くなりました。特に頻繁に使っているのは、少し旧い機種ですがパナソニックの「DMC-TZ7」です。

この機種は、「AVCHD Lite」で動画が撮れるので、ＴＶのカードスロットにメモリーカードを差し込めばすぐ鑑賞できます。また、動画のファイルサイズが比較的小さいので、長時間の撮影に好適です。

ただ、やはりフルサイズで撮れるデジカメが欲しくなって、いろいろ調べてみました。その時に、候補に挙がったのが「DSC-HX30V（ソニー）」と「DMC-TZ30」です。

どちらも、「フルＨＤ　ＡＶＣＨＤ　ステレオ録音　光学２０倍ズーム」ということで、動画撮影に適したモデルです。

DSC-HX30V

DMC-TZ30

二つのうち、どちらを買おうかと、まずはいつものようにスペックを比較してみました。

※スペックの「約」は省略しています。また、「重さ」は、バッテリー・メモリーカードを含んだものです。

比べてみると、ソニーの「DSC-HX30V」の方が液晶モニターが高精細で、電池の持ちもいいようです。

パナソニックの「DMC-TZ30」は、静止画（写真）の連射性能に優れ、大きさがコンパクトで軽いという特長があります。

また、ソニーの「DSC-HX30V」は手ぶれ補正が強力というレビューを数多く見かけました。光学式の手ぶれ補正と電子式の手ぶれ補正を併用し、回転ブレにも対応しているようです。

一方、パナソニックの「DMC-TZ30」は、より音質が良いという評判です。「DMC-TZ30」はデジカメの動作音もかなり小さいようで、動画撮影時にメカの音が入る心配が少ないようです。（これは、現在使っている「DMC-TZ7」でも、そのように感じます）

画質については、いろいろな動画を試聴してみましたが、取り立てて書くほどの画質差を感じませんでした。どちらも良好な画質という印象でした。

どちらを選ぶか？

ということで、手持ちで撮影するのならソニーの「DSC-HX30V」がオススメで、音質重視でコンパクトなデジカメが好みならパナソニックの「DMC-TZ30」がよさそうですね。

あと、もうひとつ、実際の購入に当たって重視しなければならないのが販売価格です。

よく買い物をするAmazoneでの現在（2012-11）の販売価格は、ソニーの「DSC-HX30V」が23,780円、パナソニックの「DMC-TZ30」が17,673円でした。楽天でも検索してみましたが、同じような結果。

単純に価格比較は難しいとは思いますけど、個人的には現在の価格は、パナソニックの「DMC-TZ30」の方がコストパフォーマンスが良いと思いました。

デジタル一眼も視野に入れるなら

なお、「最強の動画コンパクトはどっち？」というタイトルにしたのですが、上記の内容は「コンパクトなカメラ」限定です。

いわゆるネオ一眼も視野に入れるなら、もっと別の選択もありそうです。（嵩張りますが）

また、デジタル一眼も今回は除外して考えました。

正確にいうなら「デジタル一眼」もデジタルカメラに違いはないのですが、一般的には「コンパクトデジタルカメラ」のことをデジカメと思っている方も多いようです。ということで今回はコンデジ限定でリサーチしてみました。（デジタル一眼の中でも「ミラーレス」にはコンパクトなモデルもありますね）

デジタル一眼だと、プロが使う「５ＤＭａｒｋ２」が有名で、現在発売中の「５ＤＭａｒｋ３」とか「Ｋｉｓｓ Ｘ ６ｉ」なども良好な画質だと思います。

ただ、私のように「オートフォーカス」かつ「外部マイク」程度で使うとしたら、パナソニックのＧＨ３かＧＨ２が最も適していると思います。あくまで、個人的な判断ですけど。

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