ソニーは、裏面照射型CMOSイメージセンサーを搭載し、暗所性能の進化を実現したサイバーショット「RX100 II」を発表しました。
DSC-RX100M2
新たに「可動式チルト液晶モニター」を搭載、さらに電子ビューファインダーなどのシステムアクセサリーを装着できるようになりました、とのこと。

発売日 2013年7月5日

主な特長
○1.0型 裏面照射型CMOSイメージセンサーを搭載
○既発売RX100の撮影時と比較して約1段分のノイズを低減
○F1.8カールツァイス“バリオ・ゾナーT*”レンズ搭載
○重ね合わせ等の技術により最高ISO25600相当の高感度撮影
○約10コマ/秒の連写
○上方向に約84度、下方向に約45度までチルトする可動式液晶モニターを搭載
○アクセサリーを装着できる「マルチインターフェースシュー」
 リモコン三脚などと接続できる「マルチ端子」を搭載
○NFC搭載により撮影時や撮影後にワンタッチでスマートフォンと連携
○動画撮影時に光学式補正と電子式補正を組み合わせ回転方向のブレも補正する
 光学式手ぶれ補正(アクティブモード)を搭載

コメント
画質の良さで評判となった「DSC-RX100」の新型モデルです。
イメージセンサーを「裏面照射型」としたこと等で、「RX100の撮影時と比較して約1段分のノイズ低減」ということなので、ほぼ「デジタル一眼」並の高感度撮影が可能になるだろうと思います。

ところで、このことに関して以前は、「センサーサイズの小さな『1/2.3型』くらいでないと『裏面照射型』にするメリットはない」というのを読み、そうなのかなと思っていました。
でも、最近のデジタルカメラでは、比較的大きな「1/1.7型」のイメージセンサーでも「裏面照射型」が採用されているようですし、大サイズのセンサーでもそれなりに効果はあるようですね。

また、チルト式液晶の採用は、多少ボディサイズが大きくなるものの、かなり便利なので嬉しい改良です。

アクセサリーシューも新たに搭載されているので、「外付けの電子ビューファインダー」や「外部フラッシュ」「ステレオマイク」などを装着して、単なる「コンデジ」ではなくミラーレスのような多彩な使い方もできそうです。

ただ、ボディサイズは若干大きくなってしまったので、ポケットに入れて使うという用途なら旧型を選ぶという選択もアリかもしれませんね。(※若干厚みが増し、また、重くなっています)

プレスリリース 世界初1.0型裏面照射型CMOSイメージセンサー搭載で暗所での画質が向上『RX100 II』

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