先月(2012年2月)の下旬に、Canon からIXY 3 が発売開始され、注目を集めているようです。

CANON デジタルカメラ IXY 3 ブルー 光学12倍ズーム高感度CMOSセンサー IXY3(BL)

公式サイトに掲載されたキャッチコピーは、「クラス世界最薄光学12倍ズームモデル」です。
でも、注目すべきは何と言っても美しいフォルムですね。
キヤノンの公式サイトにも、特長として次のように書いてあります。

  IXYの原点に回帰した「黄金比フォルム」

そういえは、初代IXY DIGITAL もこんな感じのカタチをしていました。
また、「歴代IXYで一番美しい」と呼び声の高かった「IXY DIGITAL 10」 にも似ていると感じました。

ただ、「IXY DIGITAL 10」 は、使ってみて傷つきやすいという印象でした。結局、しばらくして他に譲ってしまい、旧いタイプの「IXY DIGITAL 70」をもう一度使い続けたように思います。

さて、今度の「IXY 3」 は、いかがでしょうか・・・。

主な特長
 ○保護カバーに強化ガラスを使ったクリアライブ液晶Gを採用。
  (約46.1万ドット)
 ○光学12倍ズーム。
 ○ボディの厚さは約19.2mm。
 ○凹凸の少ないフラットなフォルム。
 ○オートフォーカス時間およびシャッタータイムラグを大幅に短縮。
 ○個人認証・笑顔検出・寝顔検出などの機能搭載。
 ○撮りたいものに自動でピントを合わせる「主役フォーカス」。
 ○シーンを判断してブレ補正を切り替える「マルチシーンIS」。
 ○映像エンジン「DIGIC 5」等で高感度画質を向上。

コメント
前モデルは、「IXY 51S」だと思います。ネーミングはかなり違いますが、「12倍ズームのスリムモデル」という共通点があります。
「IXY 51S」はステンレスボディで、高級感のあるモデルでした。しかし、価格の高さなどがネックになったのか、あまり販売台数は多くなかったモデルです。現在は公式サイトに現行モデルとして掲載されていますが、「在庫僅少」と表示されていますから、既に生産を終えて「IXY 3 」にバトンタッチでしょうね。

さて、「IXY 51S」から、さらにスリムにするために、「IXY 3 」は次のような仕様になっています。

 ○センサーサイズは一般的な1/2.3 ですが、その中の恐らく中央部分だけを使うため、
  実質は1/3 サイズとなっています。
 ○有効画素数が、「約1210万画素」(51S)から、「約1010万画素」(IXY 3)になっています。
 ○メモリーカードが、「SDカード」(51S)から、「マイクロSDカード」(IXY 3)になっています。

大きさ・重さは、「99.0×58.9×21.9mm 約206g」(51S)から、「87.1×53.9×19.2mm 約155g」」(IXY 3)となっています。

ずいぶん「小型・軽量化」されたわけですが、画質についてはやはりセンサーサイズを小さくしたためか、公式サイトの作例を見るかぎりでは「IXY 51S」の方が良好だと感じました。ただし、絵の傾向はかなり似ていますし、さほど差が大きいわけでもないようですけど。

また、高感度画質については、いくつか作例を見てみたかぎりでは、画質の低下は感じませんでした。これは、映像エンジンが「DIGIC 5」になったことで、高感度撮影時のノイズが低減されたことが大きいのかもしれませんね。

公式サイト IXY3

価格情報  CANON IXY 3 ブルー 光学12倍ズーム(Amazone)

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