先日、D800がDxOMarkでトップに!という記事を書きました。
ニコンのデジタル一眼レフ「D800」が、「DxOMark」のテストにおける「Overrall Score」でトップとなる「95」をマークしたという内容です。ただ、その記事のなかで、こんなことを書きました。
DxOMarkのスコアは一つの指標にはなっても、すべてではありません。
D800の「Overrall Score」がテストした全機種のなかでトップだったとしても、
Phase Oneなどのデジタルバックと比べて画質が優れているかどうかは未知数だと思います。
それで、デジタルバックの画質について調べてみると、こんなページをみつけました。
Inital comparison D3x – D3 – P45+ at base ISO
リンク先は、当サイトのリンク集にも掲載しているDigital Photgraphy Reviewのサイトの中にあり、ニコンのフラッグシップ「D3X」および「D3」と、「PHASE ONE P+シリーズ」のフラッグシップ「P45+」の画像を比較しています。
「P45+」は3.900万画素としいうこともあって、ディテールを比べる限りはかなりの差があるようですね。
なお、一般的にデジタルバックにはローパスフィルターは使われていませんから、この「P45+」も、そうではないかなと思います。(確認していませんが)
ということで、D800の解像力は素晴らしいと思いますが、デジタルバックにおいては2007年登場の「PHASE ONE P+45」でも現在のフラッグシップと同程度の画質は期待できそうな気がしました。
ところで、以前は「1200万画素で十分」とか「1000万画素でもポスターにしてもキレイ」とか、「300万画素の弊害」(3000万画素ではなくホントに300万画素)とかいろいろ書かれているのを読んだことがありますが、そういう方々がD800などの高画素機をどう思われるのか知りたいところです。