2012年2月15日に、ソニーから発売された「XQDメモリーカード」ですが、その後どうなったのでしょうか?
あれからどうなったのか気になって、調べてみました。
予想ではほとんど市場には広がっていないと思ったのですが、意外と新製品の登場があったようです!
業界最高の転送速度168 MB/秒を実現した“XQDメモリーカード”Sシリーズを発売(ソニー)
本シリーズは、プロフェッショナル用デジタル一眼レフカメラ向け高速メモリーカードであり、
報道の緊迫した現場において大容量データの高速転送が可能です。
また、陸上競技やサッカーなどのスポーツ撮影においても、RAW高速連写から高速転送まで
一連の撮影とワークフローの効率化に貢献します。
発売開始は、2012年7月11日(水)で、価格はオープンとなっているようです。
また、「マイクロン ジャパン株式会社」は、2012年7月12日のニュースリリースで、「レキサーのXQDカードフォーマットへの参画」を表明しました。
レキサー XQDメモリーカードフォーマットをサポート(マイクロン ジャパン)
レキサーは本日ニコン社製デジタル一眼レフD4や将来のXQD対応カメラとの
互換性をもつXQDメモリーカードフォーマットのサポートを進めることを発表致します。
レキサーXQDメモリーカードは高速性能を誇るラインナップを通じて
高精細画像、1080p フルHD動画、3D動画といったコンテンツの効率的な収録を
実現します。2012年第3四半期の導入を予定しております。
なお、対応機種については、未だにNikonのD4だけのようですね。
ということで、「XQDメモリーカード」を使おうと思ったら、「D4」を手にするしかありません。
逆に、ほぼ同等の性能を持つ「CFカード」と比べて価格が高くても、「D4」ユーザーが「ダブルスロット」を活かそうとすれば「XQDメモリーカード」を使わざるを得ないというのが現状だと思います。
これから普及するかどうかは、他のデジタルカメラが採用するかどうかにかかっているのでしょうね。
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