オリンパスのニュースリリースで、「マイクロフォーサーズシステム規格」に国内外の5社が新たに賛同を表明したことが発表されました。
「マイクロフォーサーズシステム規格」に国内外の5社が新たに賛同を表明(2012-01-21:オリンパス)
ニュースリリースによると、新たに賛同を表明したのは以下の5社です。
Blackmagic design社(Blackmagic Design Pty. Ltd.)
1984年設立。本社はオーストラリア。
高品質の放送用・動画制作用電子機器の開発・製造で知られる。
JK Imaging社(JK Imaging Ltd.)
2012年設立。本社はアメリカ。
カメラその他イメージング製品において、コダックブランドビジネスを引き継ぐ。
株式会社フォトロンについて
1968年創業。本社は日本。
画像計測システム(高速度カメラ等)、放送用映像機器などの開発、製造、販売。
SVS-VISTEK社(SVS-VISTEK GmbH)
2001年設立。本社はドイツ。
ハイエンドの産業用マシンビジョンコンポーネントやシステムの開発、製造、販売。
株式会社ビュープラス
1998年設立。本社は日本。
動画関連機器の提供、及び通信・画像処理・イメージセンシング技術に関連した
ソリューション提供を行う。
上の各社とも、放送・業務用機器を取り扱っている会社のようです。特に、動画関連の事業を行っている会社が幾つかありますから、マイクロフォーサーズ規格に準拠した機器での動画撮影が、放送・業務では広がりそうですね。
また、JK Imaging社(JK Imaging Ltd.)は、2012年設立ということでかなり新しい会社ですが、「コダックブランドビジネスを引き継ぐ」というのに注目しました。「オリンパスブルー」という言葉は写真愛好家の間では有名ですが、その元になったセンサーはコダック社製であり、もともと「コダックブルー」という言葉がありました。
コダックのデジタルカメラは、もう10年以上前から日本市場では姿を消してしまったように感じますが、もしかするとふたたび「コダックブルー」の再現があるのかもしれませんね。(JK Imaging社のサイトのトップページには、新たなデジタル製品登場の予告が掲載されています)
あるいは、オリンパスからも登場していない、マイクロフォーサーズセンサーを搭載したコンデジの登場があるのかなとか、期待が膨らみます。