ベルボンから２０１１年に発売された「UT-43Q」は、縮長わずか27.2cmというコンパクトな三脚ですが、全高1550mmと一般的な使用には十分な高さがあります。
公式サイト UT-43Q
推奨積載は2kgなので、「一眼レフ，望遠レンズ」の組み合わせだと少々力不足のようにも思われますが、エントリークラスの一眼レフやミラーレスでの使用には十分なスペック。
果たして、実際の使用感は？ということで、買われた方々の記事を探してみました。
VelbonのUT-43Q(三脚)は、持ち運び最強の旅行用三脚でした（カズチャンネル）
△コンパクトなボディーから考えられないくらい、ビヨーンと三脚の脚が伸びます。
△登山でのカメラ撮影など、脚の長さを調整する機会が多かったのですが、特に使いにくいという事もなく、簡単に脚の長さの調整ができました。
△何がいいって、使ってみて思ったのが下記の二点。
コンパクトすぎる(収納時272mm)
組立てがスピーディー(30秒でできる)
△逆に脚を縮めて広げると写真のように、高さを出さない三脚の使い方もできる。
△旅行者にとっていい三脚だと思います。
コンパクトな三脚Ultrek UT-43Qはクイックシューがイマイチです（休日モード）
△全ての段数を一回のひねりでロックさせることが出来ます。
△なれると一発でロックも解除もできます。でも、このロックの部分が樹脂製なので、この三脚はいつか使えなくなります。
△心配していた6段目の足の細さですが、押すとしなりますし、押しながら左右に押すと揺れます。
△三脚の脚を固定するボルトが隠れています。三脚の脚は適度なフリクションあるのですが、使い続けているうちにこのフリクションが甘くなって、そういう時はボルトの増締めやグリース塗ったりするのですが、それが出来ません。やはり5年、10年と使い続けていく三脚かというと違うような気がします。
△ウルトレックに合わせて作られた雲台。これがイマイチです。雲台ではなくてクイックシューです。カメラが揺れます。
△ベルボン Ultrek UT-43Qは完全に旅行用と割り切って使用したほうがいいかと思います。ただ、今のところこの三脚のスペックを上回る三脚はありません。
実は初めて買った三脚だった件（自由と放埒の日々）
△今回は予算も少なめ、かつバイクで持っていきやすい軽量＆コンパクトなの、ということで。
色々見た結果。ベルボンのUT-43Qというのを購入してみた。
△アルミ製で持ち運び重視なんであまり大きいカメラ＋大型レンズだと厳しいですが。OM-D E-M5だったら余裕♪雲台もコンパクトですが、旅行用なら十分かな、と。
△そして、特筆はコンパクトさ!!
折り畳むと30cm未満です！
対比で置いたE-M5と比べると、そのコンパクトさがよく判りますな。
ベルボンUT-43Q（D5s.net）
△雲台を付けた状態で縮長272mm。先に販売していたULTREK45Lよりも短くて軽い。折りたたんでここまで小さいと、バッグを選ばずに収納が可能。特にバイクのシートバッグに積めるのはありがたい。
△雑巾を絞るように足を捻ると長さが調整できる。最大限に伸ばせば1550mmにまで到達。2kgまでのカメラに対応。
△雲台はシンプルで小型なクイックシューを採用。アルミ削り出しで高精度。水準器は非搭載だが、カメラの方にデジタル水準器が付いているので問題なし。
ベルボン ＵＴ－４３Ｑ（デジカメ実験室）
△ベルボンの三脚、VELBON UT-43Qを選ぶに当たって気になったのは雲台の小ささです。
△これだけ小さいと、一眼レフカメラを載せるのは少し不安です。カメラを縦位置にするとレンズの重さで下を向きそうです。
△さんざん迷った末、結局今メインで使っているＤ５１００とキットレンズ程度の重さなら問題なさそうと判断して、コンパクトなＵＴ－４３Ｑを選びました。もう少し大きめの雲台が必要になったら、雲台だけ付け替える予定です。
△実際にＤ５１００とキットレンズの18-55mmを付けてみました。案外しっかりと固定できて、縦位置でも問題なしです。
△55-200mmも問題なく使えます。Ｄ９０とタムロンの９０ｍｍマクロでも問題なく使えそうです。でも、このくらいの大きさ（重さ）が限界かなという気もします。
△ただ一つだけ残念なのは、クイックシューのカメラへの取り付けにドライバーかコインが必要な事です。
ULTREKUT-43Qのカスタマーレビュー
※現在（2013-10）、３４件のレビューがあります。
あとがき
お読みになっていかがだったでしょうか？
ベルボンUT-43Qについては、そのコンパクトさは、かなり高い評価です。
ただし、心配されているのはクイックシュー。
確かに、かなり小型のクイックシューです。小型一眼レフなら問題なしといったところでしょうか。また、ミラーレスなら十分対応できると思いましたが、このあたりは使い方によるかもしれません。
それから、上記のリンク以外にも記事を幾つか読んだのですが、組み合わせて使っているのはオリンパスの「OM-D」が多いようでした。「UT-43Q」と、「OM-D」とは、「コンパクトで高性能」というところが似ているので、そういう嗜好をお持ちのユーザーから「UT-43Q」は選ばれているのかもしれませんね。
主な用途としては、「旅行用」「バイクツーリング」といったところのようです。コンパクトで、重さもわずか1080gですから、カメラバッグや鞄に入れることも可能ですね。
なお、一眼レフでの使用が多い場合には、上位機種のUT-63Qの方をオススメします。
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