ソニーは、高性能マイク3基による高音質録音・再生と、USBダイレクト接続等による使い勝手を両立したICレコーダー「SXシリーズ」2機種を発表しました。

CDの約3倍のデータ量の96kHz/24bitでの高音質録音と
192kHz/24bitでの高音質再生が可能なハイレゾリューション音源対応モデルなど
高音質と使い勝手を両立したICレコーダー 「SXシリーズ」 2機種発売

(2013-01-28:SONY)

ICD-SX1000

『ICD-SX1000』(ブラック、レッド 16GBメモリー内蔵)  
『ICD-SX734』(シルバー 8GBメモリー内蔵)

ニュースリリースから
高性能「3マイクシステム」を採用し、会議や講演、楽器演奏など幅広い使用シーンでの録音に対応しています。

指向性の高い“ズームマイク”を選択すれば、広い会場で離れた場所からスピーチを明瞭に録音することができます。“ステレオマイク”を選択すれば、会議や音楽などを広がりのある音場で録音が可能です。

直接パソコンと接続できる「USBダイレクト接続」、「書き起こし用再生」などICレコーダーに求められる機能を追加し、使い勝手も追求しています。

『ICD-SX1000』は、音楽CD(44.1kHz/16Bit)を超える高音質録音(96kHz/24bit)と、192kHz/24bit音源の再生にも対応。さらに、高音質を表現するソニー独自のフルデジタルアンプ「S-Master」を搭載し、録音した声や楽器演奏などをクリアな高音質で再現します。

主な特長
○非圧縮「リニアPCM録音形式(96kHz/24bit)」に対応(『ICD-SX1000』のみ)
 音楽CDの約3倍のデータ量の「96kHz/24bit」での録音が可能
○『ICD-SX734』はリニアPCM録音形式(44.1kHz/16bit)対応
○集音対象によって“ズームマイク”と“ステレオマイク”が切り替えられる「3マイクシステム」(共通)
 “ズームマイク”を使用で特定の話し手の音声をクリアに記録
 “ステレオマイク”で会議や音楽を広がりのある音で録音
○幅広いダイナミックレンジを実現する「Dual AD コンバーター」(共通)
 人のささやき声のような「小さな音」から飛行機のエンジン音のような「大きな音」まで
 ひずみの少ない自然な音で録音
○マイク感度に自動で設定する「おまかせボイス」(共通)
 録音の際の入力音声レベルを適正に判断して最適なマイク感度に自動で設定
○マニュアル録音対応(共通)
 “ズームマイク”と“ステレオマイク”の選択やマイク感度のマニュアル設定が可能
○ 同時に2種類のファイルに録音をする「デュアルレコーディング」(『ICD-SX1000』のみ)
 一度の録音でリニアPCMとMP3の2種類のファイルを作成
○ハイレゾリューション音源を再生(『ICD-SX1000』のみ)
 音楽CDではカットしてしまう高域の音も再生できるので圧倒的な臨場感を再現
○ソニー独自の高音質技術フルデジタルアンプ「S- Master」搭載(『ICD-SX1000』のみ)
○「書き起こし用再生」(共通)
 ひとつのファイル内で10秒の早送り、3秒の早戻しが可能
 デジタルピッチコントロール機能で速度を調整しながら早送り/早戻しを使える
○直接パソコンと接続できる「USBダイレクト接続」(共通)

コメント
イベント写真を撮るときに、その場の放送などを録音しておくと便利です。私はそういうときには、動画で記録しておくことが多いのですが、いまいち発音が不明瞭に聞こえるときもあって指向性の高いズームマイク機能はいいなあと思いました。また、カンタンに「巻き戻し」ができる機能も便利そうですね。

ただ、どの場面での発言かを検索するときには動画で撮っておくと探しやすいので、どちらがいいかはケースバイケースでしょうか。

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