キヤノンは、APS-Cサイズの撮像素子を搭載したデジタル一眼レフカメラにおいて世界最小・最軽量を実現した「EOS Kiss X7」を発表しました。
※2013年3月1日現在:キヤノン調べ

APS-Cサイズセンサー搭載機で世界最小・最軽量の“EOS Kiss X7”を発売。(2013-03-21:キヤノン)
EOS Kiss X7

発売日 2013年4月下旬より

主な特長

○世界最小・最軽量ボディーと優れた基本性能の両立
○約116.8(幅)×90.7(高さ)×69.4(奥行)mm
○約370g(本体のみ)
○APS-Cサイズ・約1,800万画素のCMOSセンサーと映像エンジンDIGIC 5を搭載
○最高約4コマ/秒の連写を実現
○常用ISO感度は最高ISO12800※2(拡張ISO25600)を達成
○「ハイブリッドCMOS AF II」を採用
 従来に比べ広い測距エリアで高速なピント合わせが可能

コメント
リンク先のニュースリリースで動画を見ると、この「EOS Kiss X7」がどれだけ小さいかが具体的に分かると思います。

キヤノンへのインタビュー記事などで、「EOS KISS」が更なる小型化を図っていることは知っていましたが、想像以上にコンパクトですね。

重さの「約370g」ですが、これはオリンパスの「E410」あたりを意識したスペックかな、と思いました。あちらは本体のみで「375g」ですから、それよりも軽くすることによって歴代デジタル一眼レフの「世界新記録」かな、と。

しかも、現行の低価格機「EOS Kiss X50」とは違って「セルフクリーニングセンサーユニット」を搭載しています。画素数も、「EOS KISS X7i」と同じく約1,800万画素のセンサーということで、廉価版というイメージはなくなったと感じました。

上級機「EOS Kiss X7i」との最大の違いは、バリアングル液晶を搭載しているかどうか、ということなので小ささや軽さで「EOS Kiss X7」の方を選ぶというのもアリだと思います。

また、個人的には、キヤノンのこのクラスでは初の「静音撮影」に対応しているのが嬉しいところです。最近のKISSは、わりと甲高いシャッター音だったので、室内撮影では使いにくい場面もありました。連射も4コマ/秒とまずまずの速さですし、防塵防摘を求めなければ十分な性能だと思いました。

近いうちに「EOS Kiss X6i」のセットを購入予定でしたが、再度検討しなくては!

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