カメラグランプリ(カメラ記者クラブ主催)が今年も発表されました。
※画像は、Amazonのものを利用しています。

カメラグランプリ2013 大賞
コンパクトデジタルカメラのソニー「Cyber-shot DSC-RX1」(開発メーカー:ソニー株式会社)
ソニー デジタルスチルカメラ Cyber-shot RX1(35mmフルサイズCOMS) DSC-RX1
カメラグランプリ「大賞」は、1年間に日本国内で新発売されたスチルカメラの中から最も優れたカメラ一機種を選び、表彰するものです。

選考理由
35mm判フルサイズセンサーと専用設計されたカールツァイス「ゾナーT*」35mm F2 単焦点レンズの組み合わせがもたらす高品位な画像と、ソニーらしい大胆かつ先鋭的な商品性、加えて「35mm判フルサイズと高級コンパクトの1年」を象徴する存在として鮮烈な記憶に残るカメラであることを評価し、「カメラグランプリ2013 大賞」に決定した。

カメラグランプリ2013 レンズ賞
シグマ「35mm F1.4 DG HSM」(開発メーカー:株式会社シグマ)
シグマ 35mm F1.4 DG HSM キヤノン用
「レンズ賞」は、日本国内で新発売された交換レンズの中から最も優れた1本を選び、表彰するものです。

選考理由
高画素の35ミリ判フルサイズ一眼レフにしっかりと対応した大口径単焦点レンズ。開放から高い描写力と、周辺までしっかりと使える画質を実現。また、価格を抑えながらも、こだわり抜いた硝材や金属パーツの採用や、持つ歓びを与える高品位なデザインも評価に値する。以上を鑑み、「カメラグランプリ2013 レンズ賞」に決定した。

カメラグランプリ2013 あなたが選ぶベストカメラ賞
ニコン「D800E」(開発メーカー:株式会社ニコン)
Nikon デジタル一眼レフカメラ D800E
この賞は、2008年にカメラグランプリが25周年を迎えたのを記念して制定された、一般ユーザーの投票によって選考されるものです。

主な選考理由
♦高画素、高精細、高機能フルフォーマットの先駆的カメラ。しかもアマチュアでも入手可能な価格帯。メーカーの熱意が充分伝わってくる。(72歳・男性)
♦高い信頼性と使いやすさ。ローパスレスという思い切りの良さ。(53歳・男性)
♦圧倒的な解像感は今まで体験したことのないものだった。また、高解像度による高感度の弱さも感じられず、非常に優れた機種だと感じた。(37歳・男性)
♦フルサイズでありながらローパスレスを実現した点。老舗メーカーでありながら、高画素ローパスレスという意欲的なカメラに仕上げた点。(25歳・男性)
♦圧倒的な高精細と高感度の両立。解像度は最上位機種のD4をも凌いでいる。ファインダーやレリーズなどの基本性能や質感も高く、デジタルながら一生ものではないかと感じさせるカメラ。(22歳・男性)
♦圧倒的な解像度。これまでのデジタル一眼レフカメラから、一世代抜け出た一台。(30歳・男性)
♦3,630万画素とローパスフィルターの無効化の圧倒的な解像度は、現行35mm判デジタル一眼レフで最高。それを比較的手の届きやすい価格で供給しており、今年のベストカメラとしてふさわしい1台である。(42歳・男性)
♦デジカメがムービーカメラでは到達できない地平へ、1歩踏み出した機種。(45歳・男性)
♦フルサイズデジタル一眼レフローパスフィルターキャンセル機構を搭載し、高画素ながらも高感度と高画質を両立。さらに高画素だけではなく、マルチパーパスに使える名機。(20歳・男性)
♦3,630万画素の衝撃を受けた。ローパスフィルターをキャンセルという発想は革新的。(30歳・男性)

カメラグランプリ2013 カメラ記者クラブ賞
「大賞」の決定後、カメラ記者クラブ会員が「大賞」を受賞したカメラを除くすべてのカメラと写真製品・機材を対象に、大衆性、話題性、先進性に特に優れた製品を選ぶものです。

キヤノン「EOS 6D」(開発メーカー:キヤノン株式会社)

Canon デジタル一眼レフカメラ EOS 6Dボディ 約2020万画素フルサイズCMOSセンサー DIGIC5+(プラス) EOS6D

選考理由
「フルサイズ元年」となった2012年、多くの写真ファンに35mm判フルサイズカメラへの門戸を低価格で開いたカメラとして選出。同時に、軽量コンパクトなボディや、Wi-Fi機能を内蔵するなどの先進の機能を盛り込んだ点を評価し、「カメラグランプリ2013 記者クラブ賞」に決定した。

シグマ「DP1 Merrill / DP2 Merrill / DP3 Merrill」(開発メーカー:株式会社シグマ)
シグマ デジタルカメラ DP1 Merrill 4600万画素
選考理由
同社のフラッグシップ・デジタル一眼レフ機、SD1 MerrillのFOVEON×3センサー(約4600万画素相当)をコンパクトなボディに搭載、各機とも専用設計のレンズとの組み合わせにより、中判カメラに匹敵するかのような高精細画質を実現した。いわゆる「高級コンパクト」が各社から数多く登場した年であったが、焦点距離の違う3つの単焦点レンズによる画角ごとの最適化と画質の追求という、他社に類を見ない孤高の命題に挑んだ点を評価し、“シリーズ”として「カメラグランプリ2013 記者クラブ賞」に決定した。

外部サイト 決定! カメラグランプリ2013

おすすめの記事