「SZ-31MR」と「FinePix F900EXR」は、どちらも20倍ズームクラスのデジカメです。

以前、旧モデルどうしで比較してみたことがありますが、新しいものどうしも比べてみました。

機種名 SZ-31MR FinePix F900EXR
センサー 1/2.3型 1/2 CMOS
 1600万画素 1600万画素
感度(ISO) 80-6400 100-12800
レンズ(換算) 25-600mm 25-500mm
F3.0-6.9 F3.5-5.3
液晶モニター 3型 約92万ドット タッチパネル 3型 約92万ドット
連射(1秒間) 10コマ/秒(16M) 15コマ/秒(3M) 約11コマ/秒 連続5コマ
動画記録 1920×1080 ステレオ録音 1980×1080 ステレオ録音
内臓メモリー 43MB
撮影可能枚数 約220枚 約260枚
大きさ 106.3 × 69.2 × 39.7mm 105.1×61.0×36.0mm
重さ 244g(バッテリー等含む) 約232g(バッテリー等含む)
そのほか マルチレコーディング Wi-Fi® 前後撮り連写

まず、センサーサイズですが、若干「F900EXR」の方が大きなものを採用しているようです。

どちらも、画素数は1600万もあるので、センサーサイズの割に少々無理があるような気もします。

ズーム域は、どちらも広角25mmからのスタート。一般的なコンデジと比べて、高倍率機は、広角側も広く撮れるのが特長です。

望遠側は、「SZ-31MR」が600mm相当まで撮れるということで、相変わらずこのシリーズは頭一つ抜き出ています。

ただし、500mmとさほど差があるわけではないと思います。

連射についてですが、フル画素で10コマと11コマですから、ほとんど同じくらいですが、差が付くのは連続で何枚撮れるかというところです。

フジの「F900EXR」は秒11コマの速度で連続5コマまで。連射速度は若干速いものの0.5秒もしないうちに連射終了です。

一方、オリンパスの「SZ-31MR」は、秒10コマの速度で連続12コマまで。1秒以上連射可能です。さらに3M記録ですと、約15コマ/秒の速度で最大約120コマ連写できたり、約 60コマ/秒の速度で最大約 75コマ連写というのもあります。

内蔵メモリーは、SDカードを入れ忘れたときとかに便利かな。

大きさ重さは、ちょっと意外な結果。

フジの「F900EXR」の方が、大きく重く感じたのですが、実際はオリンパスの「SZ-31MR」の方がそうでした。「SZ-31MR」は、主観ですが、なんとなく重さを感じさせないデザインかも。

そのほか、「SZ-31MR」は、「マルチレコーディング」機能で動画を撮りつつ、写真も同時期録で撮れる機能があります。

フジの「F900EXR」は、Wi-Fi®機能が便利なことと、前後撮り連写でシャッターを押す前の何枚かが撮れる機能がいいですね。

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