先日、市制50周年の花火大会があったので撮影をしてきました。

冬の花火も最近ではめずらしくないな、と思いつつ会場へ。

午前からイベントがあったので、そちらの撮影やらお土産を買ったりしてすごしました。

車を停めた駐車場は、24時間までが定額だったので、ずっとそこにいても良かったのですが、さすがに花火開始までは待てないので移動。

夕方になって、打ち上げ場所から何㎞か離れた場所に車を停めて撮影することにしました。
※数百㍍くらいが良かったのですが、駐車場の関係です。

近くで見る花火も良いのですが、撮影するのは遠くから全体を撮る方が好みです。

さて、車を出る前にデジカメの設定をしました。今回使用したのは「EOS KISS X4」と、キットレンズです。

KISSはマニュアル設定を変えるのが一手間いるので、操作ボタンが見えやすい明るい場所で変更。

花火を撮影する設定~一眼レフなど~

1 ピント:無限遠が基本※マニュアルフォーカス

  オートフォーカスで遠くのものに合わせて、そのままマニュアルフォーカスにします。
  レンズに無限遠の印があって手動で動かせる場合には、それでもOKです。
  また、花火をぼかした写真を撮りたい場合は、近くにピントを合わせて固定します。

2 モードダイヤル:マニュアル

  マニュアルにしておかないと、デジカメが画面全体を明るくしようとしてうまく撮れません。
  コンパクトカメラ等で、「花火モード」があれば、それを使ってもいいと思います。

3 シャッター速度:バルブ

  基本はリモートレリーズを使って撮影します。
  それがない場合には、「2秒タイマー」でも、なんとか撮影できます。
  1回の撮影時間は2秒から長いときには30秒くらいです。

4 絞り:F11~F16くらい

  「ISO100の場合にはF8~」と、一般に書いてあることが多いのですが、
  実際に撮影してみるとF11くらいには絞らないと白飛びします。
  遠くから撮影する場合にはF11くらいで、近くならF14以上まで絞ることもあります。
  ただ、あまり絞ると花火の線が細くなって迫力が出ません。

5 ISO感度:ISO100など低感度

  ISO感度は、ISO100で撮ることが多いのですが、
  ISO200までしか設定できないデジカメはそれで撮ります。

6 そのほか

  細かいことですが、撮影場所が明るいところだと、
  レンズにフードを付けておくとフレアが出にくくなっていいと思います。

  また、多重露出ができるデジカメはそれを使うと便利です。
  後で、パソコンで合成してもいいとは思いますけど。

今回撮った花火の写真

という設定で、実際に撮った写真を掲載しておきます。

hanabi2013-001

hanabi2013-002

多重露出などはしないで、1回の撮影で撮った写真です。

上の写真は、工場の煙突が照らされていたので、それも一緒に撮影してみました。

下の写真は少しアップになるようトリミングしています。

なお、花火撮影に必要な機材については関連記事にまとめましたので、併せてご覧になってください。

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花火撮影に必要なモノ

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