最初は記事にしないつもりだったのですが、なんとなく違和感をおぼえたので、掲載してみます。
ニコンは、コンパクトデジタルカメラ「COOLPIX L30」を2014年1月に発表しました。
有効2005万画素で、現在(2014-01-254)ではかなりの多画素モデルです。
ただし、ニュースリリースを読むうちに、あれっと思いました。
「COOLPIX L30」は有効画素数2005万画素、光学5倍ズームNIKKORレンズを搭載
ここはすんなり読みました
外出先でも入手しやすい単3形電池に対応しています。
ここでちょっと違和感。現在、単三電池対応のデジカメって、低価格モデルが多いと思いますがそれがこんなに多画素で大丈夫?
軽量なリチウム単3形電池を使用した場合には、約950※コマの撮影可能コマ数(電池寿命)を実現しています。
あのー、高価なリチウム単3を、低価格モデルを買ってまで使う人ってどれくらいいるの?
約23万ドットの3型TFT液晶モニター
はい??今どき23万ドットですか?やっぱり低価格のモデルかな。
寸法(幅x高さx奥行き) 約95.4×60.3×29.0mm(突起部除く)
それにしても5倍ズームでこれだけの「厚さ」はちょっと・・・。
ということで、個人的に違和感をおぼえたのは、本来「高画質のための多画素化」だと思うのに低価格モデルにそのセンサーを搭載しているから。レンズ性能は大丈夫?デジカメに詳しくない人にはアピールできるかもしれませんけど・・・。
しかも、それが天下の「ニコン」の製品というのが・・・。
いやいや、サスガに2000万画素は素晴らしい、という方はそれだけの写りかどうか、公式サンプルでご確認ください。
カタログアピールのためかもしれませんが、先頭切って2000万画素オーバーを低価格モデルに採用するのは感心しません。
他にも、「モニター視野率98%」とか、あれっと思う点はあります。大きな問題はないと思いますが。
さて、いちおう発売概要とかも、掲載しておきます。
発売時期 2014年1月30日予定
価格 オープンプライス
主な特長
○有効画素数2005万画素
○光学5倍ズームのNIKKORレンズ
○単3形電池対応
○反射防止コート付きの3型TFT液晶モニターを搭載
主な仕様
・センサー 1/2.3型CCD 有効2005万画素
・レンズ 光学5倍ズーム(35mm判換算26-130mm相当の撮影画角)
・開放F値:f/3.2-6.5
・液晶モニター 3型 約23万ドット
・内蔵メモリー 約25MB
・電源 アルカリ単3形電池 リチウム単3形電池のいずれかを各2本
・大きさ 約95.4×60.3×29.0mm(突起部除く)
・重さ 約164g(電池、SDメモリーカード含む)
・付属品 ストラップ、アルカリ単3形電池(2本) など
公式サイト COOLPIX L30