PowerShot G1X が話題となっていますが、初代PowerShot G1 からPowerShot G1X までの歩みについて簡単な表にまとめてみました。

機種 レンズ センサー 液晶 動画 バッテリー
G1X 28-112mm
F2.8-5.8
1430万画素 3型
92万ドット
1920 × 1080
ステレオ
NB-10L
250枚
G12 28-140mm
F2.8-4.5
1000万画素 2.8型
46.1万ドット
1280 × 720
ステレオ
NB-7L
370枚
G11 28-140mm
F2.8-4.5
1000万画素 2.8型
46.1万ドット
640 × 480
モノラル
NB-7L
390枚
G10 28-140mm
F2.8-4.5
1470万画素 3.0型
46.1万ドット
640 × 480
モノラル
NB-7L
400枚
G9 35-210mm
F2.8-4.8
1210万画素 3.0型
23.0万ドット
1024×768 NB-2LH
240枚
G7 35-210mm
F2.8-4.8
1000万画素 2.5型
20.7万ドット
1024×768 NB-2LH
220枚
G6 35-140mm
F2.0-3.0
710万画素 2.0型
11.8万ドット
640×480 BP-511
300枚
G5 35-140mm
F2.0-3.0
500万画素 1.8型 320×240 BP-511
450枚
G3 35-140mm
F2.0-3.0
400万画素 1.8型 320×240 BP-511
450枚
G2 34-102mm
F2.0-2.5
400万画素 1.8型 320×240 BP-511
400枚
G1 34-102mm
F2.0-2.5
334万画素 1.8型 320×240 BP-511
260枚

こうして一覧表にしてみると、G1Xは必ずしもすべての項目で歴代最高のスペックではないことが分かります。

特に、撮影枚数についていえばかなり少ない部類ですね。ただ、撮影枚数を増やそうと大きなバッテリーを積むと必然的にボディサイズが大きくなるので、小型化を優先したのだと思われます。
これは、G6→G7の時もそうでした。

逆に、G1Xが最高スペックの項目はいくつもあって、92万ドットの液晶とかフルハイビジョンの動画撮影機能とかは、ようやくEOS KISS とかPowerShot S に追いついた感じです。高感度画質については、
PowerShot G1 X を発表(キヤノン) に書きましたが、G12から約2段アップした印象で、ISO3200が使えると思いました。

なお、G11→G12の進化については、次の記事に詳しく書かれています。

  Canon PowerShot G11 / G12(外部サイト:Vision42’s photo garage)

大げさに思われた方がいらっしゃるかもしれませんが、私自身EOS KISS X3 からEOS KISS X4 へ切り替えたときには高感度画質を含む画質のすばらしさに驚いたことがありますので、納得して読みました。

もしかしたら、G12→G1X については、さらに大幅な進化があるのかもしれませんね。

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