オリンパスは、「防水・防塵」「耐衝撃」などのタフ性能に21mm相当の超広角レンズと、チルト液晶を搭載したコンパクトデジタルカメラ「OLYMPUS STYLUS(スタイラス) TG-850 Tough」を発表しました。

発売日 2014年3月下旬

価格 オープン

ボディカラー ホワイト/ブラック

ニュースリリースより

「Toughシリーズ」は「防水・防塵」「耐衝撃」「耐低温」性能を備え、水中や雪山などの従来カメラが苦手としていた場面でも安心して撮影できることをコンセプトとしたモデルです。日常的なシーンだけでなくタフなシーンでも気軽に撮影を楽しめるカメラとして高い評価をいただいております。

主な特長
○防水性能10m 耐衝撃2.1m 耐低温-10℃ 耐荷重100kgf
○チルト液晶を搭載
○超広角21mm-105mmの光学5倍ズームレンズ
○1600万画素の裏面照射型CMOSセンサー
○アートフィルターと60PのフルHD動画

コメント
オリンパスの「タフカメラ」は、その卓越したタフネス性能で有名です。また、ラインナップも豊富に揃っていて、エントリーモデルから明るいレンズを搭載した比較的高価なモデルまで、何種類も発売されています。

今回発表された「OLYMPUS TG-850 Tough」ですが、定評のあるタフネス性能に加えて、大きく二つの特長があります。

ひとつは、チルト液晶の搭載です。今までこうしたデジカメは、耐衝撃のことなどを考慮して、固定式液晶のものばかりでした。チルト液晶の搭載によってローアングル撮影や自分撮りに対応しています。

さらに、ボディの厚さがわずか「27.6mm」に抑えられているところも素晴らしい。

もう一つは、広角が「21mm相当」だということ。ここ数年で、広角が24mm相当のコンパクトカメラは増えてきましたが、それ以上の広角に対応したデジカメとなると数えるほどしかありません。

広角撮影によって、広く景色を写すことができるだけでなく、ポジションの限られた室内撮りにも活躍しそうですね。

また、「レンズのワイド化を達成しながら、高屈折率の新プリズム、スーパーHRレンズを投入するなどし、従来機より小型になりました」ということも特筆モノ。

ということで、かなり購入意欲がそそられるデジカメなのですが、ひとつだけ気になることを書いておきます。

それは、連射性能がよく分からないということです。メーカーの公式サイトで仕様を確認してみたのですが、連射性能については記述が見つかりませんでした。「Q&A」にも書いてないようだし、いったいどれくらいの性能?

センサーは「CCD」ではなく「CMOS」なので、たぶん連射は問題のない速さだとは思いますが、今のところ分からないままです。

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