最初におことわりしておきます。この記事は、2015年4月に書いたもので、時期を過ぎてからごらんになった場合には、「こういうこともあったのか」程度に思って読んでください。
それでは本題の「IXY 620F」のことを書きますね。
IXYといえば、キヤノンのデジタルカメラの中でも一番と言っていいくらいの「売れてる」デジカメです。
その中でも、「IXY 600 シリーズ」はオススメ。デジカメ買いたいけど何にしようかな~、と迷っているのなら候補の筆頭にあげてもいいかもしれません。
そう言うと、デジカメに詳しい方とか一家言お持ちの方とかは、「何を撮りたいか分からないとオススメできない!」とか思われるかもしれませんね。
ええ、そういうご意見は、ワタクシも重々承知の助です。「花を撮りたい」とか「運動会や子供の発表会を撮りたい」とか「風景写真を撮りたい」とか「ダカフェっぽい写真を撮りたい」とか、撮影目的ってさまざまですよね。
でも、そもそも「~が撮りたいんだけど何がいいと思う?」と相談してくる方って、あまりいないんですよ。ネット上ではよく見かけますが。
あんまり撮影目的って意識しないで、なんとなーくデジカメ欲しいなぁっていう方のほうが多いというのが個人的な感想。
となると、いくら「この世のものとも思えないくらい良く写る SIGMA dp3 Quattro」とか「異次元から来たようなCANON EOS-1D Mark III」(ちょっと古いデジカメですけど)とかはオススメできません。
もうちょっと一般的なデジカメで、写りがいいと評判の「FUJIFILM X30」だって、お値段と大きさを考えたら、幅広く多くの方には勧められないし。
前置きが長くなりましたけど、その点、この「IXY 620F」は、わりと多くの方にオススメできるデジタルカメラです。
オススメの理由
○まず、大きさと重さ。これって、案外重要なポイントです。あまり詳しくは書きませんけど、大きなデジカメって持ち歩かなくなります。重さも軽い方が携帯するには便利!
○広角から望遠までコレ一台。24mm相当の広角から、10倍ズームして240mmまでをカバー。わりあい万能に使えます。
○Wi-Fiに対応。撮ったらすぐにスマホとかパソコンへ送信できます。
○高感度に強くて画像もキレイ。IXYシリーズは、安くてもそれなりのレンズを使っていて、少なくとも画面中央部は解像感のある写りです。さらに、有効約1200万画素と、無理のない画素数と「映像エンジンDIGIC5」とで、最高感度は「ISO 6400」まで設定できます。
ちなみに、後継機の「IXY 630」は、有効約1600万画素。最新の、「IXY 640」に至っては、有効約2020万画素もあります。最高感度は、通常の撮影モードだと両方とも「ISO 3200」までの設定ですね。
また、「IXY 630」「IXY 640」は、どちらも映像エンジンは「DIGIC4+」で、「IXY 620F」からスペックダウンしています。
○さらに、個人的に一番気になったのが動画撮影のときの音声。「IXY 620F」は、ステレオ録音。それなのに「IXY 630」「IXY 640」は、どちらもモノラル録音です。
ということで、後継機よりも「IXY 620F」は、オススメ。
使ってみての感想
ひとにオススメするくらいなので、実はワタクシも購入しています。
まずは、初代の「IXY 600F」は、長らくAmazonランキングで1位だったので気になって購入してみました。これが実に使いやすくて、ここ何年か、いちばんよく持ち歩いていたデジタルカメラです。
そして今回の「IXY 620F」ですが、「IXY 600F」よりもズーム域が広くなっただけでなく、画質もシャープだし、使い勝手も上々です。
機会があったら、レポートしようと思っています。
価格情報
安くなっているのは、Amazonでのことです。
何日か前に、イキナリ「¥ 10,980 & 関東への配送料無料 」との表示が夜に出てました。夜中にちょっと検討して朝になったら買うことにしました。
ところが、朝になってみると価格は「¥ 13,980」くらいになってて唖然としました。
それから何日かたってみると、ふたたび「¥ 10,980 & 関東への配送料無料 」の表示が出ていましたので、こうして記事にしてみたわけです。
ほかのサイトも調べてみましたが、これより安い価格はみつかりませんでした。
Canon デジタルカメラ IXY 620F(シルバー) 広角24mm 光学10倍ズーム
ということで、一気に記事にしてみました。たぶん、何日かすると値上げするのではないかと思います。あくまで、このお値段(上記価格)ならオススメですよという情報提供です。