ペンタックスリコーイメージング株式会社は、光学20倍の高倍率ズームレンズを搭載し、縦位置撮影に便利な専用シャッターボタン&ズームレバーを搭載たコンパクトデジタルカメた『PENTAX Optio VS20』を発売します。

  「PENTAX Optio VS20」新発売(ペンタックス)

発売日 2012年2月16日(木)

  

主な特長
  ・広角28mmから望遠560mmの光学20倍ズーム
  ・縦撮り専用のシャッターボタンとズームレバーを搭載
  ・画面上の情報表示も縦横センサーで自動的に切り替わる
  ・縦位置用の三脚座を装備
  ・撮影状況に応じた3種類の手ぶれ軽減機能
   Shake Reduction ISO6400の高感度 動画撮影時専用の電子式手ぶれ軽減機能
  ・新たに”顔登録”を可能にした最新の顔検出機能
  ・ワンタッチ録画ボタンを採用した1280×720ピクセルの高画質な動画
  ・3.0型約46万ドットの高精細な液晶モニター

コメント
光学20倍ズームと「縦位置シャッターボタン&ズームレバー」がウリのコンデジだと思います。すぐに連想したのは、同じペンタックスのコンデジOptio RZ18 です。

VS20の28-560mmに対して、RZ18は25-450mm。望遠域の差は、数値ですぐに推測できると思いますが、広角側の3mmの差も意外と大きいと思います。また、大きさはRZ20の方が大きく、特に厚さの38.5mm(VS20)と34.5mm(RZ18)はポケットに入れるときには少なくない差かもしれませんね。

ちなみに、現在ベストセラーとなっている富士フイルムのF600は、24mm-360mmなので、より広角重視です。こういった高倍率ズームのコンデジを選ぶ場合には、自分がどれくらいのズーム域か必要かをよく考えてからがいいと思います。私なら価格もこなれているRZ18をチョイスするかも。

ただ、「縦位置シャッターボタン」は、あるとかなり便利でしょうね。一眼レフでも「縦位置シャッターボタン」がなくて縦位置撮影すると、水平をとるのが時間がかかりますし、持ちにくさを感じます。

ということで、Optio VS20 は、ポートレート写真で全身をよく写すとか、テーブルフォトで縦位置撮影の機会が多い場合にはいい選択だと思います。個人的には、「縦位置シャッターボタン」は、高倍率ズーム機ではなく低倍率で画質重視のコンデジにこそ似つかわしいとは思いますけど。(デジタル一眼レフの場合はバッテリーグリップがオプション設定されていることが多いですね)

それにしても、最近のペンタは、等倍鑑賞できる作例をアップしないのはなぜでしょう?

公式サイト Optio-vs20

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