パナソニック株式会社は、光学12倍ズームレンズを搭載したコンパクトデジタルカメラ 「LUMIX DMC-SZ10」を発表しました。
ニュースリリースより
本製品は広角24mmから光学12倍のズームレンズを搭載しているので、広角から望遠まで幅広いシーンで撮影できます。
また、180度回転できるチルト式モニターを採用し、自分撮り機能を搭載しました。モニターを回転させると自動的に自分撮りモードに設定され、表情や構図を確認しながら撮影できます。
さらにWi-Fi®機能搭載により、専用アプリ「Panasonic Image App」を使って、撮影した写真をスマートフォンに転送したりSNSに投稿したりできます。
発売日 2015年2月13日
主な特長
○広角24mm相当から288mm相当までの光学12倍ズーム
○「自分撮り」が可能な180度チルト式モニター搭載
○きれいに自分撮りできる「ビューティー機能」
・人物の肌をなめらかにする「美肌モード」
・背景をぼかして自分を際立たせる「背景ぼかし」
・細身に撮れる「スリムモード」
○Wi-Fi®機能搭載
○逆光でもきれいに撮れる「逆光補正HDR」
○「USB充電」対応
主な仕様
・センサー 1/2.33型CCD 1600万画素
・レンズ 24mm-288mm相当 F3.1~6.3
・感度 ISO 100-1600
・液晶モニター 2.7型 約46万ドット チルト式
・連射 フリー連写:約1.4コマ/秒
・動画 ハイビジョン(1280×720 Motion JPEG)
・撮影可能枚数 約470枚
・大きさ 約99 x 59.9 x 29.8mm
・重さ 約177g(電池等含む)
公式サイト SZ10
コメント
パナソニックから数機種が一度に発表されましたが、その中のエントリーモデルという位置づけだと思います。
この「SZ」シリーズなのですが、実は個人的に3年前から注目しています。その理由は、薄いボディに10倍ズームで、高速連写可能。なおかつ、AVCHD動画がステレオ音声で撮れるという優れたスペックを持っていたから。もちろん、フルハイビジョンでしたね……当時のものは。
ところが、それからモデルチェンジをするごとにスペックダウンが気になってきました。一番気になるポイントは、音声がモノラルになったこと。これでは、せっかくの動画機能がもったいない!
しかも、動画がAVCHDではなくなったり、連射機能が低スペックになったりと、だんだん購買意欲が低下してしまいました。
そして、今回の「DMC-SZ10」ですが、動画性能も連射速度も、ここまでコストダウンしたのかという印象。
きわめつけは、厚みが29.8mmもあることで、「これならTZシリーズ(20倍ズームクラス)と変わらないじゃないか」と思いました。でも、よく調べてみたら、液晶モニターがチルト式になったからなんでしょうね。それなら分からなくもないかな……という感じです。
でも、基本的な性能は、3年前のモデルのほうが魅力的に感じます!今になって思えば、良質なパーツを存分に使えていたイイ時代だったのかもしれません。そのあたりは、関連記事でお読みください。
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