現在、デジカメ市場で「激戦区」となっている「20倍ズーム・デジカメ」ですが、キヤノンとニコンの製品を比べてみました。
機種名 | PowerShot SX260 HS | COOLPIX S9300 |
センサー | 1/2.3型 | 1/2.3型 CMOS |
1280万画素 | 1600万画素 | |
感度(ISO) | 100-6400 | 125-3200 |
レンズ(換算) | 25-500mm | 25-450mm |
F3.5-6.8 | F3.5-5.9 | |
液晶モニター | 3型 約46.1万画素 | 3型 92万画素 |
連射(1秒間) | 10.3コマ 2.4コマ | 6.9コマ 最大7コマ など |
動画記録 | 1920×1080 ステレオ録音 | 1920×1080 ステレオ録音 |
内臓メモリー | – | 約26MB |
撮影可能枚数 | 約230枚 | 約200枚 |
大きさ | 106.3×61.0×32.7mm | 108.7×62.3×30.6mm |
重さ | 約208g | 215g |
そのほか | マルチアスペクト など | 3D撮影 など |
コメント
「20倍ズームクラス」といっても、ニコンの「COOLPIX S9300」は18倍ズームなのですが、だいたい「同クラス」ということで比較してみました。
まず、大きさはどちらも小さくはありません。最近の小型デジカメに慣れた方なら「ゴツイ!」と感じることもあるかも・・・。
ただし、やはり20倍ズームで良好な画像を得ようとすると、各社ともこれくらいの大きさになるのは、仕方がないところ。(とはいっても、ほんの数年前からすると信じられないほどのコンパクトさなのですが)
どちらもそれほど大きさに違いはないのですが、けっこう「厚さ」については気になると思うので、「大きさ」については、どちらかというとニコンの「COOLPIX S9300」の方が個人的には好みです。
また、「画素数」についてなのですが、「1/2.3型」ということを考えると、多画素による画質のメリットは少ないのでは?
そうなると、より画素数の少ないキヤノンの「PowerShot SX260 HS」の方が個人的には好ましく感じました。
実際の画質については、公式サイトをご参照ください。
公式サイト
PowerShot SX260 HS(キヤノン)
COOLPIX S9300(ニコン)
追記
なお、「PowerShot SX260 HS」については、海外サイト「Digital Photgraphy Review」にも豊富なサンプルが掲載されています。
Canon PowerShot SX260 HS review samples gallery
それにしても、多くのデジカメが「内臓メモリー」を採用しているのに、キヤノンは(少なくともここ数年の機種は)まったく採用していないのはどうしてでしょう・・・。メモリーカードを忘れたときには便利だと思うのですけど。
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