最近、画質の良いコンパクトカメラがマイブームなのですが、今回はユーザーの評価が高ポイントなデジカメとして、リコーの「GR DIGITAL IV」を取りあげてみたいと思います。
「ハイブリッドAFシステム」「GR ENGINE IV」を搭載し
速写性と画質を高めたデジタルカメラ
「GR DIGITAL IV」を新発売(ニュースリリース リコー)2011年9月15日のものです
主な特長と仕様
・28mm F1.9 の単焦点レンズ
・ハイブリッドAFシステム
・イメージセンサーシフト方式ブレ補正機能
・3.0型 約123万ドットVGA液晶
・アオリ方向の傾きも検知可能な「電子水準器」の搭載
・単4電池(2本)対応
・一定の撮影間隔で撮影した画像を合成できる「インターバル合成」の搭載
・ケーブルレリーズ対応
・グリップ交換サービスの実施(グリップは3種類 木目調 カーボン調 レザー調 いずれも樹脂製)
機種名 | GR DIGITAL IV |
センサー | 1/1.7型CCD 約1000万画素(有効画素数) |
感度(ISO) | 80~3200 |
レンズ(換算) | 28mm F1.9 |
ファインダー | オプションでホットシューに取り付ける光学ファインダーあり |
液晶モニター | 3.0型 約123万ドット(透過型液晶) |
連射(1秒間) | 約1.54コマ/秒 |
動画記録 | 640×480(30コマ/秒):22秒 など |
内臓メモリー | 約40MB |
撮影可能枚数 | 約390枚 (単四形アルカリ乾電池使用時:約30枚) |
大きさ・重さ | 108.6×59.8×32.5mm 約190g(本体のみ) |
そのほか | RAW記録可能 単4電池対応 |
公式サイト GR DIGITAL IV
コメント
この「GR DIGITAL IV」は、各方面からの評価が非常に高いデジタルカメラです。しかも、単独で、わっと人気が出たのではなくシリーズの当初から高い評価を得ていたようです。
実は、このカメラの良さは、今まではあまり感じられませんでした。
いかに画質が高かろうが、それは「コンパクトデジタルカメラ」の範疇であって、決して「デジタル一眼レフ」と同等ではないし、まして「越える」ものではないだろうからです。
また、「最強のストリートスナップ」というコンセプトであっても、起動には少し時間が掛かる印象ですし、速写性では例えばカシオのデジタルカメラなども高い評価を得ています。
さらに、厚さが30mmを越えていたり(このあたりは個人的な基準です)、単焦点であったり、価格が高価だったりして購入しようとは思わないカメラでした。
ただ、ネット上での評判はあまりに高く、それならどれくらい良いカメラか調べてみようと思い立って、いろいろ調べてみました。
「GR DIGITAL IV」の良さ、それはF1.9のレンズであったり、コンパクトなボディに操作性の良さと高画質とを両立させたバランスの良さであったり、たいへん見えやすい液晶モニターであったりするのだろうと思ったわけです。たぶん、さまざまな要素が無理なく高次元でバランスしているところが素晴らしいのでしょうね。
逆に言うと、飛び抜けて良いと感じられるものは個人的には見つからなかったりします。
ただし、画質については、評価の高い理由が分かったような気がします。
何と言っても、色合いが素晴らしく、縮小して鑑賞する限りにおいてはデジタル一眼レフと比べても遜色ないように感じました。もちろん等倍で見ると、それなりの差があると思いましたが、プリントしたりデジタルフォトフレームで鑑賞するには十分な画質だと感じました。
特に、風景写真は独特の雰囲気があって、ファンも多いのではないでしょうか?
これで、もう少し高級感があって、キビキビ動くといいんだけど、というのは個人的な希望です。
外部レビュー集
ブログの記事を読ませていただくと、「インターバル合成」が出来るところに魅力を感じている方がいらっしゃるようです。
リコーGR DIGITAL IVを購入!満足!(SUBARU & FIAT)
△私自身、今迄何度も欲しい!と思いながら購入までには至らず、カメラ店店頭で幾度も撫で回すカメラになっていたのは、先ほど触れた通りです。今回、購入に到ったのには決め手があります。GR DIGITALはなにをとっても綺麗に写るカメラですが、GR DEGITAL IVには、他社には無い唯一無二の機能が搭載されました。それはインターバル合成(比較明合成モード)です。なんとカメラの内部で数十から数千の画像を比較明合成してくれるのです。
東山正宜×GR DIGITAL IV開発者トークショー(クマデジタル 迷ったら、高い方)
△普通にJPEGで連続撮影したものを「比較(明)」合成をかけると、星の色が出ない。これは元々のJPEGでは星は「点」に過ぎないので、ノイズリダクションやら輪郭強調処理の影響でどうしてもそうなってしまうのですね。しかし、GRD4に搭載された「インターバル合成機能」は、星の軌跡に色がつきます。
※「比較(明)」合成……Photoshop等のソフトを使って短時間露光画像を複数枚合成することで長時間露光と同じような効果を得ようとする方法
RICOH GR Digital IV で撮る銀座スナップ(家電女子.net)
△大事なのは「撮っていて楽しい。また撮りたい」カメラなんだなぁと痛感。欲しい!今すぐ欲しい!あ、VAIOさんのローンが終わったらすぐ欲しい!
※この記事の後でホントに「GR DIGITAL IV」を買われたようです。
価格情報
RICOH GR DIGITAL IV(Amazone)
GR DIGITAL IV(楽天)