タムロンが行っている「マクロレンズフォトコンテスト」ですが、昨年（2012）で９回目となりました。
このコンテストは主催者である「タムロン」のネーミングが付いていますが、応募規定によると「マクロレンズで撮影された写真であればメーカー名、旧モデルを問わず応募可能」となっています。また、前回（第８回）より、プリントだけでなくデータでの応募も可能となっていますので、気軽に応募できるようになったと感じました。（ただし、ズームレンズのマクロ機能による作品や単焦点レンズでもマクロレンズ以外の作品は不可）
さて、タムロンのサイトで予告されていたとおり、１月になって審査結果が発表されました。
第9回 タムロン マクロレンズフォトコンテスト、審査結果を発表（2013-01-17：タムロン）
今回の入賞作品も、楽しみにしていたので、じっくり拝見させていただきました。
コンテストは、全体のグランプリが１点と、あとは「ネイチャーの部」と、「ノンジャンルの部」それぞれに受賞作品が決まります。
今回の受賞作品のなかで、個人的に感銘を受けた作品は二つあります。
一つは、「バレンタイン チョコ」という作品です。
全体の色調はシックなエンジ色で、高級そうなチョコレートのイメージですが、実は「水滴が付いたガラス越しに深紅の薔薇の花をボカして撮影」しているようです。最初は、「何だろう？？」と思って、まざまざと見つめてしまった作品です。ネーミングのうまさもさることながら、観賞していて感心する写真でした。
もう一つは、「輝く笑顔」という作品です。
一見、なんてことはないスナップ作品のようですが、女の子の表情にやられました～。ストレートに撮ったポートレートですが、しあわせそうな女の子の日常とイキイキとした気持ちの動きが想像されて、ほんわかとした気持ちにもなりました。
カメラは、「キヤノン EOS Kiss X4」で、私の愛機のひとつと同じでした。レンズは「EF-S60mm Ｆ2.8 マクロ USM」ということですから、このレンズを買ったら私もこんなすてきな写真をとることができるかなと、想像をふくらませてしまいました。
紺野 美由樹 さんの作品 （公式サイトにリンクしています）
撮影された今野さんも素晴らしいと思いますし、審査員の川合麻紀さんの「選の力」もさすがです！
来週から何日かスナップ撮影の予定が入っているので、似たような雰囲気の写真が撮れたらいいなあと思っています。
