「フォトキナ ワールド・オブ・イメージング 2012」で、パナソニックからDMC-GH3が出品され話題となっていますが、日本のPanasonicのサイトにも「参考情報」として掲載されました。

海外発信(2012年9月17日 ドイツ現地日付)
DMC-GH3

パナソニックのデジタル一眼フラッグシップとして、卓越した動画性能に磨きがかかったスペックとなっているようです。

主な特長

○MOV [Full HD]1920×1080(72Mbps) 30p記録(センサー出力 30コマ/秒 ALL-Intra)
○MP4 [Full HD]1920×1080(20Mbps) 30fps(センサー出力 30コマ/秒)
○AVCHD Progressive [Full HD]1920×1080(28Mbps)、60p記録(センサー出力 60コマ/秒)
○AVCHD NTSC [Full HD]1920×1080(24Mbps)、24p記録(センサー出力 24コマ/秒)
○非圧縮音声記録
○新設計ローパスフィルター

○マグネシウム合金ボディ
○防塵・防滴構造
○別売り縦位置バッテリーグリップ

主な仕様

Lumix DMC-GH3 主な仕様
センサー 17.3 x 13.0 mm Live MOS Sensor 約1605万画素
感度(ISO) 160-12800(ISO拡張時125-25600まで設定可能)
マウント マイクロフォーザズ マウント
ファインダー 電子ファインダー(約174.4万ドット)
映像エンジン ビーナスエンジン(4CPU)
液晶モニター 3.0型 61,4万ドット フリーアングル
連射 6コマ/秒(無限連写:RAWファイルが存在しない場合) 20コマ/秒(4秒間)
動画記録 フルHD(1920×1080 最高72Mbps AVCHD Progressiveなど)
  ステレオ録音 外部マイク端子 ヘッドフォン出力端子
撮影可能枚数 約540枚
大きさ・重さ 132.9×93.4×82.0mm 約470g(本体)

コメント
過去のモデルチェンジ「GH1→GH2」に比べて、かなり大きなモデルチェンジのようです。ボディデザインも変わるようですし、防塵・防滴構造やバッテリーグリップ対応など、真にフラッグシップという名にふさわしいモデルとなるよう「格が一つ上がった」ように感じました。
日本での正式発表については未定となっているようですが、近いうちに報道発表されると思います。

「DMC-GH3」については、先月(8月)に、

  「もうすぐモデルチェンジだ!」と思ったわけです。

と書きましたが予想どおりの発表で感慨深いものがあります。

個人的には、「GH1」および「GH2」のユーザーですから、特に動画性能がどれだけ向上したかが非常に気になります。

現在でこそ、多くのデジタル一眼がフルハイビジョンの動画撮影に対応し、EOSシリーズなど外部マイク端子を備えたモデルも幾つか登場しています。

しかし、実際に使用してみて、アマチュアフォトグラファーがビデオカメラ代わりに使うとしたら「GH」シリーズが最適だと思います。

確かに、EOS5DMk2などもプロカメラマンの方が使って素晴らしい映像作品を発表されています。

ただ、そういう方は基本的に「音声別録が基本」「マニュアルフォーカスが基本」でしょうから、多くのアマチュアには敷居が高いかもしれませんね。(音声別録どころか外部マイクをデジタル一眼で使っている方を見かけたことすらありません!!)

ただ、「GH」シリーズを使ってみて少々不満なのが、動画撮影時のオートフォーカスが迷うことがある点と記録時の圧縮が大きいということです。ファームハックで対応されている方も多々いらっしゃると思いますけど、保証対象外ですから・・・。

話が少々マニアックになってしまいました。

「GH3」は、写真を見るかぎり、操作性も変わっていると予想出来ますし防塵・防手構造で全天候使用可となったと思います。たぶんオリンパスのE-M5あたりが比較対象になると思いますが、こと動画性能に関しては無敵かもしれません・・・。

個人的には、まだ「GH2」すら満足に使っていないのですが、いずれ必ず購入すると思います。

関連記事 DMC-GH3への期待(パナソニック)

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