日本カメラ財団が主催する「歴史的カメラ審査委員会」は、2012年の「歴史的カメラ」として11機種を発表しました。

2012(平成24)年の歴史的カメラ(日本カメラ博物館)

公式サイトには、以下の説明がありました。

歴史的カメラ」とは、日本のカメラの発展の歴史を永く世に留めるために選定するものです。
 「技術史的に意義のある日本最初の試みがなされているもの」もしくは「市場において特に人気を博するなど、歴史的にみて意義のある」とみなしうる国産カ メラを、中立的な立場にある専門家や学識経験者から構成される「歴史的カメラ審査委員会」によって、一年間に発売された新商品すべてを対象として審査・選 定しています。
 なお、過去に選定した「歴史的カメラ」は一部を除き、そのほとんどを、日本カメラ財団が運営母体をつとめる本「日本カメラ博物館」に収蔵しています。

選定された機種は、次のとおりです。

2012年の「歴史的カメラ」
フジフイルム X-Pro1
ニコン D4
ペンタックス K-01
ニコン D800
オリンパス OM-D E-M5
ニコン D800E
キヤノン EOS-1D X
ニコン クールピクス S800c
ソニー α99
ソニー サイバーショット DSC-RX1
キヤノン EOS 6D

コメント
「歴史的」というネーミングなので、少々違和感を感じるのですが、たぶんエポックメイキングな製品とか人気機種を選定しているのでしょうね。
それにしても、昨年はニコンの「J1」「V1」が入っていたし、今年も「D800」「D800E」が入っているなど、個人的にはなぜ?と思ってしまいます。
簡単に言うと、「どちらか一つでいいのでは?」ということです。
ほとんどの機種が、「日本カメラ博物館」に収蔵ということですから、「今年の収蔵カメラを発表」ということなんでしょうね、たぶん。

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