寒い日が続いていますが、みなさん、撮影に行っていますか?

私は、車で移動することが多いのですが、高速道路のSAに寄ってホッと一息入れる休憩がとても楽しみです。

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以前は、高速パーキングとかのレストランは「高い割に味の方は・・・」という方が多かったかな。でも、今はどのパーキングエリア・サービスエリアも、グルメには力を入れていますね。晴れた休日ともなれば、人での多さもあって、まるでリゾート地のような雰囲気かもって思います。

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ところで、ドライブでの休憩に、車内で「なんか飲み物を・・・」という方も多いと思います。それで、最近、活躍しているのがステンレスボトルです。

だいたい朝に熱いものをいれておけば、3時頃まではぬるくならずに便利です。現在は2~3本を使っているのですが、デジカメのディスカウント品をさがしていたときに見つけたのが下の製品です。

THERMOS 真空断熱ケータイマグ
THERMOS 真空断熱ケータイマグ 【ワンタッチオープンタイプ】 0.5L ディープパープル JNL-500 DPL

サーモスの製品は有名ですし、性能も申し分ありません。

ただ、個人的には購入するときに少しだけ引っかかることがありました。それは、「サーモス」というカタカナの会社名から、たぶん欧米の企業だと思っていたことです。最近は特に、日本のメーカーの製品を応援したいという気持ちから、ステンレスボトルでも象印とかタイガーの製品を買ったりしていました。

ところが、それは誤解だということが分かりました。

もっとサーモス/サーモスの歴史(サーモス株式会社)

それによると、もともとサーモスはドイツで設立された会社だそうです。そうすると、やっぱり欧米の会社?と思って読み進めると、次のように書いてありました。

その後、1907年にはイギリス、アメリカ、カナダでサーモス各社が設立されます。
これ以降、急速に世界中に魔法びんが普及し、各国の遠征や探検に使用されるようになりました。

(明治41年)の日本の広告。
「驚くべき発明なる寒暖瓶」と表記してドイツサーモス社製の魔法びんを紹介しています。

1978年
世界初の高真空断熱ステンレス魔法びんを日本酸素株式会社が開発し、「アクト・ステンレスポット」を発売。 このステンレス魔法びんはガラス製と比べ、軽くて、割れないという画期的な製品として、
大きな進化を果たしました。

1988年
超軽量の世界初チタン製魔法びん「チタンボトル」発売しました。 超軽量で強靱な魔法びんは、アウトドアや登山などのフィールドで高い評価を得ています。

1989年
魔法びんの技術を応用して、保温することで調理ができる真空保温調理器「シャトルシェフ」が 発売されました。調理台でつきっきりにならなくてすむ、エネルギーと時間を節約できる製品として、爆発的なヒット。

イギリス、アメリカ、カナダのサーモス各社が日本酸素株式会社の傘下に入り世界最大の魔法びんメーカーに発展しました。

2001年
日本酸素株式会社サーモス事業本部と、株式会社日酸サーモが統合されて、サーモス株式会社が発足しました。

実際には、日本酸素株式会社がサーモスを傘下におさめ、そののちに社名をサーモス株式会社としたそうですね。ということで、サーモスは日本の会社です。しかも、ステンレスボトルは日本酸素が開発した製品だったとは!

ということで、これからは何のひっかかりもなくサーモスの製品を買うことができそうです。
(ていうか、先日もシャトルシェフをひとつギフト用に買いました。シャトルシェフって便利ですヨ)

ついでに、上画像の製品のカラーは、「ディープパープル」と書いてありました。なんとな~く、「ハイウェイスター」という曲名とか、ロックなメロディが頭の中で流れましたっけ。

追記 そういえば、似たような経緯を持っているブランドにセブンイレブンがありますね。もともとはアメリカの会社ですが、現在は日本の会社です。

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