パナソニックは、ミラーレスカメラ「DMC-GF6」を発表しました。

デジタルカメラ LUMIX DMC-GF6発売(2013-04-09:パナソニック)

DMC-GF6

発売日 2013年4月24日

主な特長(ニュースリリースより)

○1600万画素Live MOSセンサー
○拡張ISO25600の高感度撮影
○低照度の環境下でも被写体のピントあわせができるローライトAFを新開発
○0.5秒高速起動
○NFCおよびWi-Fi搭載
○104万ドット対面チルト式タッチパネル液晶(静電容量方式)
○料理も自動で認識する進化した「おまかせiA」
○チルト式液晶画面を回転させると「自分撮りモード」に自動設定
○写真をつなぎ合わせることでまるで動いているかのようなストップモーション動画作成が可能
○撮影した写真に写りこんだ不要な部分をタッチ操作で消去

コメント
順当に進化したモデルという印象です。トレンドに沿って押さえるべきポイントをしっかり押さえているように感じました。「高感度対応」「暗所でのAF性能の向上」「高速起動」「自分撮り対応の液晶モニター」など、進化は著しいと思います。

「写真に写りこんだ不要な部分をタッチ操作で消去」できるという「クリアレタッチ」は、従来のデジタルカメラにはないユニークな機能だと思います。今まで、フォトショップ等のソフトを使ってPCで行っていた作業が手軽にできそうですね。

ただし、どれだけ自然に不要物を消去できるかは未知数かな?公式サイトの説明には、「消去した部分の背景を合成するため、画像が不自然になることがあります」という記述があります。

また、次の説明も掲載されていました。

動画や文字焼き込みされた画像、クオリティを[RAW+ファイン]、[RAW+スタンダード]または[RAW]にして撮影された画像、パノラマで撮影された画像、他機で撮影された画像はクリアレタッチできません。

動画が対応できないのは分かりますが、パノラマや[RAW+スタンダード]が対応できないのはなぜ?結局、「jpeg」オンリーでの撮影しか対応できないのであれば使い勝手が良くない気がします。

なお、既に公式サイトLUMIX GF6が公開されていて、ニュースリリースよりも詳しい仕様が公開されています。そちらを読むと、「AF測距検出範囲」が「EV-3~18」というのは意外でした。たぶん、現時点ではプロ機も含めて最高レベルだと思います。

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