室内で写真を撮るときに、気になるのが手ぶれしないかということ。

高感度で撮影したときの画質だけでなく、明るいレンズかというのがポイントです。

たとえば、F2のレンズとF4のレンズとでは、シャッタースピードが4倍も違います。
※ISO感度を同じにしたとき。

特に、レンズの明るさがほしいのは望遠側。広角では明るくても、望遠にすると一気にF値が大きくなる(暗くなる)ようでは手ぶれ写真になりやすいので、望遠側でも明るいレンズのデジカメを探していました。

そこでヒットしたカメラの一つが、ペンタックスの「MX-1」。広角側がF1.8、望遠側がF2.5という明るさです。

登場したときには、真鍮を使ったボディなどで話題になりましたが、写りの良さでも高い評価。プロの方のレビューや、実際に使ってみた方の口コミなどを集めてみました。


PENTAX MX-1“貫禄”だけじゃない真面目な1台(デジカメWatch)

△ボディのつくりに拘りを感じさせるのが、トップカバーとボトムカバーを真鍮製としていること。
△1970年代中頃は真鍮を外装のマテリアルとするカメラが多く、ブラックボディは使い込んでいくとボディのエッジなど塗装が剥がれ、貫禄あるものとなっていった。デジタルカメラ、それもモデルチェンジの速いコンパクトデジカメの場合、なかなかそのような状態まで辿り着くことは難しいかもしれないが、反面そこまで使い込んでみたくなる衝動にかられる。
△搭載するレンズも頼もしい。35mm判換算28-112mm相当の光学4倍ズームで、開放F値はF1.8-2.5と大口径だ。さらに非球面レンズを4枚採用しているのも心強い。
△描写は、コンパクトデジカメとして上々の結果だ。ワイド端の画面周辺部で画像の乱れがわずかに見受けられるものの、それ以外は特に際立った問題などない。


クラシカルスタイルと明るいレンズの高級コンパクト 「PENTAX MX-1」(ITmediaデジカメプラス)

△デザインとしては徹底的にクラシックにこだわっっており、正直なところ好みが分かれる部分だろう。それでも、チルト式の液晶、動画ボタンの搭載など、使い勝手も考えられている。
△絞り開放ではややシャープさに欠け、1段絞ると画質は良くなる。F2.8あたりを基本にして撮影するとよさそうだ。手ブレ補正はセンサーシフト式で、電子手ブレも併用できる。
△高級コンパクトのジャンルでも、テレ端までF2.5と明るいレンズを搭載した製品は多くない。このスタイルと大口径レンズは独自の魅力である


ペンタックス「MX-1」、1/1.7型CMOSと明るいレンズの描写力に満足!(日経トレンディネット)

△直線基調でワイドなデザインが特徴。本体上下のパーツは真ちゅう製で、黒い塗装がこすれて落ちると真ちゅうらしい黄金色が顔を出す
△実際にMX-1を使ってみると、ボディーはかなり大きめだと感じたが、3型/92万ドットの背面液晶の美しさは特筆できる。上下チルト式となっている点も便利だ。縦位置撮影をすると、画面上の情報表示も合わせて縦位置表示になるところは、どこかスマホ的な発想で好感が持てた。
△オートフォーカスは特筆すべき速さではないのだが、レンズ前約1cmまでのマクロ撮影ができるなど、利便性はなかなか高い。ズームを望遠側にしても約20cmまでピントが合うのも使いやすいと感じた。


ペンタックス MX-1~描写力に道具としての魅力をプラス(monox)

△最近のデジタルカメラは高感度性能の向上が著しいですが、MX-1についてもそのことを感じました。ISO800程度であればほとんどノイズ感はなく、ISO1600でも常用可能なレベルであると思います。
△MX-1は有効1200万画素のイメージセンサーを搭載していますが、高い解像力を持っていることを確認できました。
△画像中心部に関しては、広角端から標準域あたりまでの解像力が一番高く、テストチャートの識別限界である2500本のラインを十分視認することができました。望遠端ではわずかに解像力の低下がみられますが、それでも2500本のラインの視認が可能です。解像力の点では、絞り開放から鮮明な画像ですが、1段程度絞った状況が一番良好でした。


MX-1のここがダメ!MX-1好きの提言レビュー(lifefull.jp)

△純正ストラップを取り付けるとバランスが最低です。どういう意図か分かりませんが、首から掛けると思いっきり上向くんです。これは本当にダメです。
△レンズキャップがデジタル一眼と同じように手動で外すタイプで戸惑いました。スグにサードパーティの↓オートレンズキャップを買いました。
△ホワイトバランスの設定は、INFOかMENUを押してから、さらにそこからホワイトバランス設定画面を選択しなきゃいけません。ホワイトバランスは多用するのでとても不便です。
△気になるのはそれくらいで、肝心の写りや色はとても気に入ってますし、明るいしボケ味も良いです。バッテリーのもちも気になった事は無いし、見た目もクラシカルで好きです。特に屋外の色は自然でキレイです。

夜の月を撮ったのがコレ↑です。キレイでしょ?色々書きましたが、MX-1が大好きです


PENTAX MX-1を買いました。レビューしてみます(ペーパー・写・楽)

△買った決め手がこれ。独立した露出補正ダイヤルと背面にある絞り値変更ダイヤル。
いやあ~使いやすいです。
△正直言って、写りはすごいです。等倍で確認しても細かなところまで描写している。
△見たまんまの色が出ていると思う。キャノンのように派手目でなく、こちらのほうが好み。
△オートフォーカスも早く、スナップ撮りに適している。
△ネコさんがいたので、きちんと構えもせず適当に撮った。しかしまあ、このカメラ、ブレもせず猫の毛並みをきちんと映し出している。すごい。カメラ前面に貼られている「SR」も伊達じゃない。

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