リコーイメージングは、超広角から超望遠までを広くカバーする52倍ズームの高倍率レンズを搭載したデジタルカメラ「PENTAX XG-1」を発売しました。

ニュースリリースより

XG-1

・オールマイティーモデルとして開発。
・携帯しやすい小型軽量ボディに超広角24mmからの光学52倍ズームレンズを搭載。
・効果的に手ぶれを軽減できる”センサーシフト方式の手ぶれ補正”を搭載。
・被写体に最短1cmまで近づいて、迫力ある近接撮影が可能な”1cmマクロ”モード。
・最高約60コマ/秒の高速連写、ワイドな階調の画像に仕上げる”HDR”モードなどを搭載。

発売日 2014年8月8日(金)

主な特長
○広角24mmから望遠1248mm(35ミリ判換算)の光学52倍ズーム
○最高ISO感度3200の高感度性能と有効約1600万画素の高精細画像を実現
○3.0型、約46万ドットの液晶モニター
○最高約9コマ/秒の連写に加えて、最高約60コマ/秒の超高速連写※
 ※記録サイズがVGA(640×480ピクセル)に固定
○高画質・長時間撮影が可能なフルHD動画撮影機能
 1920×1080(16:9)ピクセルで30fps(フレーム/秒)

主な仕様
撮像センサー 1/2.3型 CMOS 有効約1600万画素
レンズ 35ミリ判換算値 約24 ~1248mm(52倍) F2.8(W)~F5.6(T)
手ぶれ軽減
 静止画:センサーシフト式手ぶれ補正
 動画:電子式手ぶれ補正
マクロ 0.01m~∞(ワイド端)/0.3m~∞(ズーム域の中間部)
動画 1920×1080(30fps) 1280×720(60/30fps) など
感度 ISO 100~3200
電子ビューファインダー 約20万ドット
画像モニター 3.0型 約46万ドット
電池寿命 静止画撮影:約240枚
大きさ 約119×89×97.5mm
重さ 約567g(電池、SDメモリーカード含む)

コメント
ペンタックスの「ネオ一眼」には、X-5という機種があり、知る人ぞ知る特長あるモデルでした。その一番のポイントは、広角22.1mmというワイドな撮影が可能なこと。
多くのカメラが最近では広角撮影を重視していますが、広角24mmスタートのものが多く、それ以上になるとほとんど対応したモデルがないというのが現状です。
この「PENTAX XG-1」は、おそらくX-5の後継機だと思いますが、光学52倍という高倍率ズームと引き替えに超広角という特長を失ってしまいました。
ただ、一般的には望遠側を重視したユーザーが多いと思いますし、こういうモデルの方が売れるんだろうなあとは思います。
ただし、望遠側のF5.8でセンサーサイズ「1/2.3型 CMOS 有効約1600万画素」というのは回折現象によって、あまりシャープな像にならないように思います。
スペックを充実させた結果、実際に写した写真があまり解像していないかもという心配。実写画像がどうなるか興味深く探してみようと思ってます。

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