ニコンの子会社、ニコンイメージングジャパンは、「Nikon 1 J5」を発表しました。
ニュースリリースより
高級感と操作性を追求したシンプルかつモダンなデザインのボディーに、有効画素数2081万画素、新開発の裏面照射型CMOSセンサーと新画像処理エンジン「EXPEED 5A」を搭載。
AF追従で世界最速の約20コマ/秒の高速連続撮影と、世界最短の撮影タイムラグを実現。
ニコンデジタルカメラではじめての4K動画撮影機能や、自分撮りができるチルト式液晶モニターなども備えた、本格仕様と高い操作性を追求したモデル。
発売時期
2015年4月下旬
カラー
シルバー ブラック
主な特長
○シンプルかつモダンなデザインの小型・軽量ボディー
○新開発の裏面照射型CMOSセンサー
○新画像処理エンジン「EXPEED 5A」
○自分撮りに便利なチルト式液晶モニター
○AF追従で世界最速の約20コマ/秒の高速連続撮影
○世界最短の撮影タイムラグ
○4K動画撮影機能(3840×2160ピクセル 15コマ/秒)
主な仕様
・センサー 1型(13.2×8.8mm)CMOS 有効2081万画素
・感度 ISO 160~12800
・液晶モニター 3型 約104万ドット タッチパネル
・連射 AF追従で約20コマ/秒 AF固定で約60コマ/秒
・動画 フルHD(60p) 4K動画(15p)
内蔵ステレオマイク
・撮影可能枚数 約250コマ
・大きさ 約98.3×59.7×31.5mm
・重さ 約265g(電池等含む)
公式サイト
コメント
デザインをがらりと変えた「Nikon 1 J5」。なんとなく、フジの「X100」のようだな、と思いました。
この「ニコン1」シリーズは、従来から連射に強かったのですが、オートフォーカス追従で20コマ/秒は、デジタル一眼レフのフラッグシップをも超える世界最速の性能。
世界最短という撮影タイムラグと相まって、小気味よい連射が楽しめそうです。
また、裏面照射型のCMOSセンサーと「EXPEED 5A」によって、高感度性能もアップ。
さらに、4K動画撮影や、いわゆる「4Kフォト」にも対応しているので、かなりの「進化」ですね。(15pなので、60pとか30pと違ってパラパラ動画なのかもしれませんけど)
ただ、1型センサーで2000万画素オーバーは、ちょっとオーバースペックのような気がします。というか、もう少し画素数をおさえて高感度撮影時の画質向上にむけたらいいのにと思いました。
細かいことかもしれませんが、メモリーカードが「microSD」になっているのも残念。本体の小型化にも、それほど寄与するとは思えませんし。
スマホと共通の規格にするという現在の流れなのかもしれませんが、個人的にはフツーの大きさの「SDメモリーカード」のほうが使い勝手がいいように思いました。
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