ソニーは、リニアPCMによる高音質録音と、広角120度でのフルHD高画質撮影を可能にしたミュージックビデオレコーダー「HDR-MV1」を発表しました。

   SONY ミュージックビデオレコーダー MV1 HDR-MV1
※画像はネットショップのものを使っています

発売日 11月15日(金)

価格 オープン

主な特長

○ハイエンドICレコーダーで採用されている非圧縮「リニアPCM録音形式」に対応
○ファイル容量を抑えることで快適にWebへのアップロードができる「AAC録音形式」にも対応
○120度X-Yステレオ方式マイクを搭載しセンターの音と左右の音の広範囲録音が可能
○フルHD動画撮影(1920×1080、30p)による高画質撮影が可能
○広角120度のカールツァイス テッサーレンズ搭載
○Wi-Fi機能のあるスマートフォンやタブレットから本機に接続しデータを転送可能
○スマートフォンをリモコン代わりにして、離れた場所から記録開始・停止を操作可能
○本体画面上からマニュアル設定で録音レベルを31段階調整することが可能
○2.7型ワイド液晶を採用
○パソコンのUSB端子に接続して充電が可能
○メモリースティックマイクロ™とマイクロSD/SDHC/SDXCメモリーカードの両方に対応

公式ページ HDR-MV1

コメント
以前からPCMレコーダーに単焦点レンズを組み合わせて動画撮影ができる機器はありましたが、今回発表された「HDR-MV1」は特に音質にこだわった製品のようです。
マイクをX-Y方式にするのは、高級レコーダーの定番ですし、録音レベルを31段階調整することが可能ということなので、こまかな調整ができそうです。
なお、「広角120度」というのは、35mm換算での18.2mm相当になります。レンズの開放F値は2.8です。
これだけの広角レンズは、一般的なデジカメでは、ほとんどないと思います。現行のコンパクトデジタルカメラですと、ペンタックスのX-5が広角22.3mm相当で、かなりの広角ですがそれよりもずっと広い範囲が写せます。
なお、先日キヤノンから発売された「iVIS mini」は、動画で対角160度(16.8mm相当)とさらに広角ですが、魚眼風に歪みがかなりありました。それはそれで面白いとは思いますが、この「HDR-MV1」はどうなのか、ちょっと気になるところです。

価格情報

HDR-MV1 の検索結果(Amazon)
※予約価格は29800円のようです。(2013-10)

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