キヤノンは、フラットベッドスキャナー「CanoScan」シリーズの最上位モデル「CanoScan 9000F Mark II」を発表しました。

フィルムスキャンに適した高解像度9,600dpiの最上位モデルフラットベッドスキャナー“CanoScan 9000F Mark II”を発売(2013-02-07)

CanoScan 9000F Mark II

発売日 2013年2月21日

製品概要
○9,600dpiのCCDセンサーを搭載
○高解像度・高精細フィルムスキャンを高速で実現
○「CanoScanシリーズ」のフラッグシップモデル
○35mmフィルムを最大12コマ(6コマ×2列)の連続スキャンが可能
○マウントフィルムで最大4コマの連続スキャンが可能
○ブローニーフィルムにも対応

公式サイト CanoScan 9000F Mark II

コメント
かつては、ニコンやミノルタから専用の高性能フィルムスキャナーが発売されていましたが、現在はいずれも廃盤になってしまいました。そのため、高画質でフィルムスキャンしようとするなら、フラッドヘッドスキャナーは必須だと思います。

高画質で評判がよい機種は、キヤノンのCanoScan 9000FとエプソンのGT-X970とが双璧だったと思います。今回発表された「CanoScan 9000F Mark II」は、ネーミングからも分るように「CanoScan 9000F」の後継機です。

ただ、仕様表をよく読むと、主な改良点は「Windows 8」に正式対応したことのようなので、旧機種からあわてて買い替える必要性は感じませんでした。

なお、高解像度でのスキャンはそれなりに時間が掛かりますし、データ容量も大きくなります。それなりの画質で、短時間でスキャンしたいなら低価格の専用機の方が向いているかもしれませんね。

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