カシオは、ハイスピードエクシリムの新製品「EX-ZR800」を発表しました。

EX-ZR800

発売日 2013年8月23日(金)

ニュースリリースより

今回ご案内いたします『EX-ZR800』は、失敗写真の大きな要因である「手ブレ」をゼロにすることを目指して、手ブレ補正を格段に強化した“ハイスピードエクシリム”です。

コンパクトなボディに広角25mm・光学18倍ズームレンズを搭載。HS手ブレ補正モードで撮影した場合、カメラを構えた時に起こる上下左右などの5つ(5軸方向)の手ブレを高度に補正します。
また、光学手ブレ補正(2段分)と高速連写合成(最大9枚)の組み合わせで、5段分の手ブレ補正効果を実現しました。
これにより、旅先でのイルミネーションや、運動会で頑張る子供のズームアップなど、夜景写真もズーム写真も、くっきりキレイに撮影できます。

手ブレ補正に加えて撮影機能も強化。ゆっくりとした雲の流れや、車や人々が行き交う街の様子など、長時間の変化を短時間に圧縮して楽しむことができる「タイムラプス」を新たに搭載しました。

さらに、個性的な写真や動画が撮れるアートショットに新エフェクト「トゥインクルショット」を追加するなど、レンズ交換や難しい設定なしで楽しい写真を簡単に撮ることができます。

ボディカラー ホワイト ブラック レッド
EX-ZR800BK

EX-ZR800RD

主な特長

○軽快な動作
 1.3秒の高速起動 0.18秒の高速オートフォーカス 
 0.016秒のレリーズ・タイムラグ
 最短0.26秒の撮影間隔
○広角25mm・光学18倍ズームレンズを搭載
○5軸・5段の手ブレ補正
 光学レンズによりシャッタースピード換算で2段分
 さらに高速連写合成を組み合わせることにより
 シャッタースピード換算で5段分の手ブレ補正効果を実現
○長時間の変化を短時間で見られる「タイムラプス」
○高速レスポンスと高速連写撮影を組み合わせた「トリプルショット」
 ワンシャッターでシャッターを押したときの画像とシャッターを押す前後の画像も保存
○最大5fps 最大30枚のAF連写が可能
○「全焦点マクロ」
 フォーカス位置をずらしながら連写した画像の中から
 ピントの合っている領域のみを選択して1枚に合成
○「ワイドショット」
 カメラを動かしながら高速連写した画像を合成することで
 広角15mm相当または19mm相当の迫力のある超広角撮影
○最大360度のパノラマ画像を撮影できる「スライドパノラマ」
○92万画素の3.0型高精細液晶を採用

コメント

EX-ZR800は、今年(2013)1月に発売されたEX-ZR700の後継機だと思います。

「サクサク撮れる」というハイスピードエクシリムの特長を受け次ぎつつ、「5軸・5段の手ブレ補正」というのが大きなポイントですね。
オリンパスが「5軸手ぶれ補正」を実現して以来、回転方向の手ぶれも補正するこの方式が注目されていますが、これはセンサーシフト方式で初めて実現されたものです。
また、「レンズ式」と「センサー式」とを組み合わせた手ぶれ補正の強力さは、Optio RZ18で実証されたと思います。

ただし、このEX-ZR800は「高速連写合成」をも組み合わせてということなので、厳密に言えば被写体ブレが増しているかも?
(連射している間に、対象が動いていることがあるため)

なお、タイムラプス動画撮影については、以下の公式サイトに動画が掲載されていますので、興味がある方はそちらでご確認ください。

公式サイト EX-ZR800

ニュースリリース

強力な手ブレ補正を搭載した“ハイスピードエクシリム”(2013-08-07:カシオ)

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