毎年夏になると、花火撮影が楽しみになってきます。

今年も何回か行ってきたのですが、先日も朝から出かけてきました。

なぜ朝から?かというと、もちろん場所取りのためです。

有名な花火大会だと撮影する人も多く、でも、撮影に適したスポットは限られているため早朝から場所取りが始まります。

今回はそれほど競争は激しくない花火大会だったのですが、いちおう朝早くに行ってみました。

現地に着くと、すでに何枚かブルーシートが広げられていたのですが、それほど多くなかったためココなら撮影できると思う場所を選びました。選ぶポイントとしては最前列が基本ですが、今回はあえて後ろ側を選びました。理由は、立入禁止を示すローピングがまだだったからです。

せっかく最前列だと思っていても、ロープがそれよりも後ろにはられてしまうと、花火中に立ち入ることができませんから。

ということで、花火撮影に必要なモノその1は「敷物」です。そして、風でシートが飛ばないように「ガムテープ」も必需品ですね。

いったん場所とりのが終わった後は、特に用事もないので他に移動してすごしました。

さて、午後になって確認に行くと、なんとシートがめくれていて他のシートが敷き詰めてあります!えっ、と思いましたが、しかたなく残ったスペースを確実に留められるようにテープを補強しました。

夕方になり、花火が始まる2時間前くらいに行ってみると、なんとか無事に確保できていました。でも、隣のシートにはイスが置いてあってイヤな予感。花火大会で椅子を使うっていうのは、後ろの人に迷惑だって分かっているのかな?

案の定、隣にどっかと座った中年男性は足を組んでこちらに足の裏側を向けて得意げな様子。しかも、よく見ると、その横にもブルーシートで広~く場所取りしてるし、なんとなく釈然としない気分でした。

ただ、周りの方たちは、みなさんシートやポリ袋なんかに直接座って後ろの方の妨げにならないようにしてらっしゃいました。出店で買った食べ物とか、持ち込みのビールとかでいい雰囲気で花火を待ってます。前に座った学生さん?たちは、スマホで自分撮りしつつ盛り上がってましたね。

もうすぐ花火が始まる頃になったので「三脚」を用意し、「ケーブルレリーズ」をカメラに繋ぎました。この二つも花火撮影に必要ですね。ただし、ケーブルレリーズは必須ではなく、シャッター速度をマニュアル設定することで、ある程度は対応できます。

いよいよ、花火が始まりました。

今回は、カメラを2台使っての撮影が基本で、そのうち1台を途中で入れ替えましたから、合計3台での撮影です。

設定とか事前の準備とかがあまりできていなかったので、それほど良い感じでは撮影できなかったのですが、失敗というほどでもなくそこそこの結果かな?

hanabi-001

上のは望遠レンズで撮ったものなので、花火の一部だけが写っています。ただ、遠景との取り合わせを狙うならいいかも。

そして、もう一枚。

hanabi-002

こちらも望遠レンズで撮ったものです。近くで打ち上げられた花火と、遠くから打ち上げられた花火と両方が写っていますが、少々距離が離れすぎかな。

以前撮影した場所からは、どちらの花火もそれなりの大きさで写すことができたのですが、今回は一方だけが大きく写ってしまいました。

ただ、花火を見て楽しむにはいい場所なので、まあそこそこ満足して帰りました。

花火撮影に必要なモノ

1 カメラ

  もちろんデジカメは必須。デジタル一眼だとなおヨシ!!
  ケーブルレリーズに対応していない場合は、
  マニュアル設定ができるデジカメを用意しましょう。

2 三脚

  これがないと明らかにブレブレ写真となってしまいます。
  ただし、何かの上に置いて撮影という裏技もありますが。

3 シートとガムテープ

  場所取りのためにはあったほうが便利
  撮影のために必須というワケではありませんけど。

4 ライト

  ペンライトとかあると、カメラの設定確認には便利です。
  今回の撮影場所は街灯とかで明るかったので不要でした。

5 ビデオ雲台

  必須ではないのですが、カメラの角度を変えるには便利、。

あとは、デジカメの設定をどうするかということにかかっています。
それについては、長くなるので記事を改めて。

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花火撮影のデジカメの設定

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