3月に、キヤノンから「PowerShot SX260 HS」が発売されましたので、例によって「FinePix F770EXR」と比べてみました。
機種名 | PowerShot SX260 HS | FinePix F770EXR |
センサー | 1/2.3型 | 1/2 CMOS |
1280万画素 | 1600万画素 | |
感度(ISO) | 100-6400 | 100-12800 |
レンズ(換算) | 25-500mm | 25-500mm |
F3.5-6.8 | F3.5-5.3 | |
液晶モニター | 3型 約46.1万画素 | 3型 約46万画素 |
連射(1秒間) | 10.3コマ 2.4コマ | 11コマ(サイズM.S) 8コマ など |
動画記録 | 1920×1080 ステレオ録音 | 1920×1080 ステレオ録音 |
内臓メモリー | – | 約30MB |
撮影可能枚数 | 約230枚 | 約300枚 |
大きさ | 106.3×61.0×32.7mm | 105.1×63.3×36.0mm |
重さ | 約208g | 234g |
そのほか | マルチアスペクト など | 前後撮り連写 など |
こうしてスペックを比較してみると、「大きさ・重さ」以外は「FinePix F770EXR」の方が上回っているという印象ですね。
確かに、液晶モニター・連射機能・撮影枚数・動画機能などどれをとってもウィークポイントは見つかりません。
ただ、デジカメの画質は、「作例」を見てみないと何ともいえません。実際、シグマのDP1(とDP2)シリーズなどは、スペック上はたいしたことはなくても画像はびっくりするくらい素晴らしいと感じましたから。
ということで、「PowerShot SX260 HS」で撮影した画像をいろいろ見てみました。すると、予想以上の写りに、いいなぁと思いました。シグマのDP1のように、飛び抜けてイイと感じたわけではありませんが、素直な画質だと思いました。
また、口コミなどでは手ぶれ補正機構(IS)がけっこう強力だということも書いてありました。いろいろ調べてみると、「OptioRZ18(ペンタックス 18倍)」「DMC-TZ30(パナソニック 20倍)」そして「PowerShot SX260 HS(キヤノン 20倍)」の3機種は口コミでの高評価がアップされていました。(それ以外の機種についてはそういう口コミを、たまたま見つけていないだけですけど)
ということで、毎回のことながら「FinePix F770EXR」は特に弱点のないデキのいい20倍ズームモデルということをあらためて感じましたし、「PowerShot SX260 HS」は予想以上の画質だと思いました。