オリンパスは、リニアPCMレコーダーLSシリーズのフラッグシップ機LS-100を発表しました。
「マイクとアンプ回路を一新し、良質な周波数特性と最大耐音圧140dBsplを実現。驚きの超高音質を得ることができました」とのこと。
高音質リニアPCMレコーダーLS-100誕生(オリンパス)
販売開始 2012年2月17日(金)
主な特長
・マイクとアンプ回路を一新し、良質な周波数特性と最大耐音圧140dBsplを実現。
・ L/R独立の「録音レベル調整」
・左右のXLRマイクの位相差を検出・調整「リサージュ」機能
・高度な録音を実現する「マルチトラック録音/編集」
・元の音源を聞きながら被せられる「オーバーダビング」
・録音時のリズムガイドや、演奏練習にも使える「メトロノーム」機能
・細かな調整が可能な「チューナー」機能
・4GBの内蔵メモリー、SDXCの64GBに対応したSDカードスロット搭載
・録音したリニアPCM(WAV)データを本機内でMP3に変換可能
・マニュアル録音時に音割れ防止として役立つ「リミッター・コンプレッサー」機能
・入力感度を切り替えられる「マイクゲイン」機能
・2段階で雑音をカットできる「ローカットフィルター」を搭載
・録音開始2秒前からの音を録れる「プリレコーディング」機能
・音程を変えずに50%から400%に再生スピードを変更可能
・ファイルの一部分を繰り返し再生できる「部分リピート」機能
・操作状況を音声で知らせる「音声ガイド」機能
・便利な「ファイル分割」機能
・音声同期録音「V-Sync.Rec」
コメント
PCMレコーダーは持っていますが、もっぱらメモ代わりとしての使い道をしていました。しかし、最近の高性能PCMレコーダーの機能って、スゴイ!
ここまで出来るなら、デジカメで撮影した動画と、別録の音声とをパソコンで編集することで、素晴らしい作品ができるのかも?私は動画撮影には、Panasonicのミラーレス機GH1を使うことが多いのですが、外部マイクを付けても音質にはまだ改良の余地があると感じていました。
また、デジカメに外部マイクを付けた状態だと、撮影する角度によって音が変わってしまいます。
こうした外部PCMレコーダーを使えばそういったこともなくなるので、積極的に導入してもいいかなと感じました。性能も機能もこれほどとは思いませんでした。ただ、編集するにはそれなりの機材・ソフト・技術が必要なのでしょうね。
ユニークだと感じたのは、「プリレコーディング」機能です。デジカメでも同じようにシャッターを押す前からの画像が記録できる機能がありますが、大変便利です。2秒といわず10秒くらいのもので、なおかつデジカメも動画の「プリレコーディング」ができるといいですね。