もうすぐ梅雨明けですが、この季節になるとほしくなるのが防水デジカメです。
理由の一つは、突然の雨でも対応できるデジカメがあると便利だということ。イベント撮影中に空模様がかわって、雨が降り始めるっていうことは、よくあることです。
もう一つは、海辺で使うのに便利だから。
水中で使用することは、個人的にはほとんどないのですが、海岸とか船に乗っているような状況での使用は、たま~にあります。
そういう場所って往々にして水しぶきが飛んできたりしますよね。しかも、潮水。塩分を含んだ水ってとてもやっかいで、さびの原因になるし、後でべたべたします。
そんなとき、防水デジカメなら、「まるごと水洗い」がOK!ふつうのデジカメだとこうはいきません。デジタル一眼レフならなおさら。
(例外はオリンパスのE-5とか、シャワーをかけて水洗いする人がいるそうです。あと、ペンタックスのフラッグシップでもある程度はできるかも・・・と思いつつやったことはありませんけど・・・)
前置きはそれくらいにして、防水デジカメを選ぶにあたって、個人的に気になっているのがオリンパスの「TG-3 Tough」です。このシリーズ、デザインも性能も、ななかなか良い気がしています。でも、お値段もなかなかで、こちらはリーズナブルなほうがいいのですけど~。
ということで、買う前にはリサーチ・リサーチ。投稿された口コミもある程度は参考にはなるかもしれませんが、自然な感想のブログ記事とか、企業サイトのプロによるレビュー等も集めてみました。さて、どんな評判がアップされているか、楽しみです。
OLYMPUS STYLUS TG-3 Tough/ 東吉野 大又 新緑 2014(-お写ん歩-)
△1/2.3型のCMOSセンサーは前機から据え置きですが、画素数は1200万画素から1600万画素へと大幅に進化。TG-2 の有機ELモニター(約 61万ドット)が好きだったのですが、TG-3 ではTFTカラー液晶(約 46万ドット)へと変更されました。
△朗報のひとつで WiFi 機能が搭載されことは、リモート機能を多様に使えるので大歓迎なる進化!GPS 機能が強化されたことも朗報で、TG-3 を指名される方が一番望んで居られたのではないでしょうか。
△もひとつ、マクロ機能が強化されていました。TG-3 へ進化した中で、目玉になる(表現古いね)機能と言っても過言ではないような気がします。
△手前から奥まで深く合焦している「深度合成モード」、説明無く上の画をご覧いただけたとおり。手持ち&超至近距離のにも関わらず、ピント位置変えながら高速連写された画を即座に合成するといった優れものです。手持ちだから微妙な構図のズレがあるはずなのに、この「違和感の無さ」には正直驚かされました。
△この撮影に加えていただきたい機能が.....ぴか♪LEDライトガイド【 LG-1 】、点のようなLED発光源から均等に配光されるこの技術に驚きました。
1ミリを44.4ミリにする「STYLUS TG-3 Tough」でぐぐっとミクロの世界に迫ってみよう(ITmediaデジカメプラス)
△オリンパスの「tough」シリーズと言えば防水デジカメの定番中の定番。
△最新作のフラグシップ「OLYMPUS STYLUS TG-3 Tough」(以下 TG-3)は強力な防水性能やF2からの明るいレンズなどを定評あるTG-2より踏襲、マクロ撮影機能を強化することで、“スマホでは撮れないデジカメならではの写真”を手軽に楽しめる。
△TG-3はオート時(iAUTO)でレンズ先端から最短10センチ、新設された「顕微鏡」モードならば最短1センチまで被写体に寄れる。
△顕微鏡モードのスゴいところは寄れるだけではなく、「望遠端でも寄れる」ことで、なおかつデジタルおよび超解像ズームを併用することで、表示倍率にして44.4倍までの拡大が行えるのだ。
△ぐいぐい寄って撮るのは楽しいが、レンズ前1センチでは多くの場合でカメラが影になる。その自体を解消するために、別売オプションのLEDライトガイド「LG-1」はぜひとも本体と同時に用意しておきたい。
△タフデジカメというとアウトドアレジャーに持っていくカメラという印象が強くなりがちだが、超拡大すれば、花や昆虫はもちろん、身近なものも意外な側面を見せてくれる。
南の島で「STYLUS TG-3 Tough」の実力をチェック! (デジカメWatch)
△今回の主役「OLYMPUS STYLUS TG-3 Tough」(以下TG-3)は、オリンパスの防水・耐衝撃デジカメの中で、最上位機種に位置付けられています。
△本体内に水や砂が入らないよう、端子カバーはすべてダブルロックになっています。シングルロックだと水流を受けたり何かにぶつけた拍子にカバーが開いてしまう危険性もあるので、安心して遊びに集中できるこのダブルロックシステムは、とてもありがたいです。
△実際に、グアムでシュノーケルした海は膝くらいの水位の遠浅だったので、ふとした拍子に障害物にカメラが当たるようなアクシデントもありましたが、弾みでカバーが開いてしまうようなことは一度もありませんでした。
△筆者イチオシの本機の装備は、F2の明るい高性能レンズです。焦点距離25-100mm相当(35mm判換算)F2-4.9の4倍ズームを搭載。このクラスで広角端F2はTG-3だけです。
△どうしてこんなに!? というくらいマクロに特化しているのが本機の特徴でもあります。マクロ好きな筆者としては嬉しい機能が満載です。
△防塵・防滴のタフカメラだと、画質や操作性は普通のコンパクトデジカメに劣るのでは……なんて思われている方もいるかも知れませんが、TG-3に関しては陸上でも水中でも気軽にクリアな画が得られる機種だと思って頂いて大丈夫です。さらにマクロ撮影が好きな方には、もう、オススメするしかないカメラです!
※次のレビューは、「オリンパス社と山と渓谷社のタイアップ記事」のようです。
オリンパス STYLUS TG-3 Tough で植物写真家いがりまさしさんが花たちを撮る vol.1 (YAMAKEI ONLINE)
△オリンパスSTYLUSTG-2を入手したのは2013年の5月。「スーパーマクロモード」と呼ばれる近接撮影能力とGPS内蔵、15m防水というアウトドア仕様に惹かれたものの、最初はGPS件メモカメラとして使おうと思っていた。コンパクトカメラの画質が、プロの写真家の実用に耐えるとは思っていなかったのである。
△ところが、使ってみると近接撮影能力だけでなく、OPTICAL ZOOM4.5-18mmF2.0~4.9というレンズの実力に驚いた。
△一眼レフでは小回りが効かないようなシーンで、このカメラならではの作品が、昨シーズン次々と誕生した。画質はフィルム時代を例にとれは6×7判を凌駕する。写真展の作品としても十分に使える画質である。
△そして、待望のTG-3の登場である。画素数が少し大きくなったほかは、基本スペックはあまり変わってないように見えるが、使ってみるとかゆい所に手が届いた最強の全天候、全フォーカスカメラに仕上がっていた。
△基本的な機能はTG-2を継承しているが、その撮影をアシストする機能が目を見張る。
△まず、「深度合成モード」。シャッターを押すと、自動的にピントの位置を前後に何枚かずらして撮影。それをピントのあったところを優先的に使い、一枚の写真に合成してくれる。
△「これでもか」といわんばかりのアシスト機能を満載した顕微鏡モードに、開発者の執念にも似た情熱を感じるカメラである。
OLYMNPUS STYLUS TG-3 Tough(Kasuyapa マップカメラ)
△今回紹介するオリンパス「STYLUS TG-3 Tough」はどんな時でも写真を記録できるタフなカメラだ。防水のデジカメというとアウトドア向けという側面がクローズアップされがちだが、それだけではなくもっと身近なことを記録できるカメラなのである。
△水にも強いだけではなく、面白い機能だと思ったのが「顕微鏡」モードだ。顕微鏡モードにダイヤルを合わせると、最短1cmまで寄れて光学ズームでさらにクローズアップできるのだから驚きだ。そしてこの顕微鏡モードで役立つのがオプションの「LEDライトガイド LG-1」だ。
△LG-1は単なる光を拡散するだけのシンプルなアダプターで、本体から照射されるLED光をレンズの周りで拡散させ接写時に綺麗に光を回すことができる。重くなったり邪魔になったりしないので、LG-1は付けたままでいいと思うほど良くできた製品だ。
△STYLUS TG-3 Toughはタフネスカメラとしてはコンパクトで重さも約247gで意外と、普通のデジカメとして付き合える。今回はWi-Fi連携でスマートフォンからリモート撮影などもしてみたが、雨の中でも少し離れた場所からスマートフォンでリモートコントロールしたりと便利に使えた。
カスタマーレビュー OLYMPUS STYLUS TG-3 Tough(Amazon)
現在(2014-7)、3件の口コミが投稿されています。
でぢかめ(色即是空・空冷是色:YAHOO!ブログ)
△新規に購入したTG-3.
まだ、本格的に使ってはいないが。屋内でポチポチ使ってみた。
△流石、顕微鏡モードは面白い。
久々に、食塩は四角いってのを、思い出させてくれたさ^^
△GPSは、ちょっと弱いかなぁ。。。。
1ヶ月に1度、PCと接続させ、衛星関連のソフトのファームウェアを更新。
ハンディのGARMINのよに、スタンドアローンで使うのは厳しいらしい。。。
△気圧・水圧センサも付いている。
本体に振動センサが付いていて、ひっぱたくと動作をする(画像送りとか)
ブランケット撮影や、インターバル撮影も充実。
TG-2 Toughとの比較開始② TSTYLUS TG-3 Tough+PT-056(ハリ魔王の気まま、ダイビング水中記:YAHOO!ブログ)
△TSTYLUS TG-3 Tough変更点で一番気になったのは、ダイアルにカスタム登録Cが、一つしかない。TSTYLUS TG-2 Toughは、カスタム登録は、C1とC2の二つあり二種類の登録ができた。
△水中では、どんなベテランのダイバーでも思考能力は、低下する。そんな時、撮影の組み合わせをカメラに、セットして覚えさせておけばそれが一番いいカスタム登録が減ると言う事は、それだけ、操作をする手間が増えて、撮影の失敗も増えてしまう。
△メニュー画面からカスタムが、複数あるか調べたが無かった。ちなみにそんな時の対処は、一番、良く使う組み合わせか、間違えやすい操作の多い組み合わせをカスタム登録に登録して、それ以外はカラーテープに手順を書いて貼っておくとイイ
TG-3 マクロビデオが楽し~い(とうとう五十路になりました ~ いなきち:エキサイトブログ)
△TG-3を購入後、大変気に入って使っていますが、TG-3で一番お気に入りの機能はなんでしょ~か?
はい、そこのあなた!
△ブブゥ~。残念ながら、深度合成モードではありませ~ん。正解は・・・実は、顕微鏡コントロールモード(マクロモード)で撮った動画なんですよ。これが実に楽しいのです。
△マクロモードで撮る動画、特に昆虫動画撮影は、とても新鮮です。
△なんてことは無い蟻のお引っ越しも、こんなに大きく撮れるのが面白くて、飽きずに何度も撮ってしまいます。お子さんにTG-3を与えたら、さぞかし良い自然教育になると思いますね~。
新製品オリンパスコンデジTG-3レポ。顕微鏡モードでマクロ撮影!(webマガジンjunkstage)
※「ドルフィンスイマー、写真家、水中モデル 鈴木あやの」さんのレポート
鈴木あやのさん、水中モデルとのことですが、公式HPを見たら東京大学大学院修了でした
△発売は6月上旬とのことですが、媒体用にTG-3をお借りしたので、顕微鏡モード+LEDライト+LEDの光を回すリングライトで撮影した写真をご紹介したいと思います。
△まず、本体見た目はTG-2とほぼ同じ。ボタンやダイヤルの位置は少しずつ変わっています。
△顕微鏡モードでは、レンズ面から数mmまで寄って撮影をすることができます。しかし、その状態だとLEDライトはカメラ本体の影になり光が当たりません。そこでこのライトガイドLG-1をワンタッチで取り付けます。すると・・・こんな風にLEDライトの光がレンズ周辺に回り、数mmまで寄っても被写体にLEDの光が当たるようになります!これは素晴らしい~!
△早速、ダイビングプール水深5mにて、TG-3顕微鏡モード撮影してみました!
△あ、イルカのガラス細工です。笑(ライトガイド、オリンパスHPで公式には水中で使用できません、となっていますが、浅いところなら使えます。水中だと光がうまく回らない可能性があります。)
△さて、この顕微鏡モード+LEDライトガイドなら、こんな風にカメラを逆さにべたっと平置きにしても撮れてしまうのです!これ、紙の繊維なのですよ~!まさに顕微鏡!凄いですね!
△次はこちら。これは何でしょう???答えは下に!
ヒントは淡水!生き物です。定規を横に置くとこんなに小さいのです。
答えはミジンコ!カイミジンコの一種です。
この丸い状態で、淡水をひょいひょいと泳いでいます。
いろんな生物や砂、鉱物なども顕微鏡モードで撮影してみると面白いですね!
いかがでしたか?
防水デジカメとしては、もちろん合格。でも、この「STYLUS TG-3 Tough」が選ばれているのは、意外なことに防水性能とかタフさではなくマクロ撮影時の優秀さかもしれません。
なんといっても「顕微鏡モード」というネーミングに恥じないすばらしさ。スペックだけではなく、撮影アシストの機能も、かなり高評価でした。そういえば、オリンパスは、顕微鏡を作っていましたね。そして、内視鏡では世界のトップシェア。
そういうバックボーンがあったから、このデジカメが優秀なマクロ性能を搭載できたのかもしれませんね。
個人的に「なるほど」と思ったのは、デジカメWatchの水咲奈々さんの記事に「TG-3のようなスポーツカメラ」というフレーズが使われていたこと。
「TG-3」って、野山を歩き回ってポケットから落っこちても壊れにくいだろうし、突然の雨にもへっちやら。海や川では水中撮影ができるし、ちっちゃな昆虫や植物の一部分を拡大撮影もばっちり。しかも、曇り空で光量が十分じゃなくてもF2.0の明るいレンズで対応OK!
アウトドア活動にぴったりな「TG-3」って、スポーツカメラなんだ、と思いました。
もうひとつ感心したというかサプライズというか、びっくりしたのが、最後に紹介した「鈴木あや」さんの記事の中で使われている写真。
「この顕微鏡モード+LEDライトガイドなら、こんな風にカメラを逆さにべたっと平置きにしても撮れてしまうのです」という説明とともにデジカメの写真が使われていました。
文字が書かれた用紙にペタッとくっつけてある「TG-3」。そして、液晶モニターに映っているだろう「拡大された文字」はどこにもなく、なんだか模様のようなものが表示されていました。
なに?と思って続きを読むと、映っていたのは「紙の繊維」とのこと。これには、びっくりでした。
ということで、「TG-3」の一番のウリは、もしかしてスーパー優秀なマクロ性能かもって思いました。
気になるお値段は
OLYMPUS STYLUS TG-3 Tough の検索結果(Amazon)
アマゾンで検索してみたら、現在(2014-07)の販売価格は¥46,656 でした。けっこうなお値段ですね。
多くの方がイチオシの「LG-1 」は、¥4,909 でした。合計で、¥51,565 です。
このほかにも、液晶モニターのキズ防止フイルムとか、シリコンジャケットなども購入したらどれくらいになるのやら。
OLYMPUS STYLUS TG-3 Tough の検索結果(楽天)
楽天市場でも、価格が安いショップで 46,640円 でした。ただ、お店によっては「LG-1 」とセットで買うと多少安くなるようですね。
それにしてもセンサーサイズが「1/2.3型」のコンパクトカメラでこのお値段は、かなりのもの。でも、防水カメラでは、ずいぶんヒットしているデジカメのようです。
いろいろ調べてみて、このデジカメって「軽自動車だけど高くて性能の良いスズキジムニーのようなものかな」、と思いました。両方とも「アウトドアとかスポーツ活動に使える」という共通点もあります。また、アウトドアではかなりの高性能という点でも共通。
このデジカメ「TG-3」は、たんに水辺で使うには、いくぶんオーバースペックかもしれません。販売価格もコンデジとしては高価だと思います。でも、「顕微鏡モード」に興味がある方とか、趣味にお金がかけられる方なら「いいものを長く」で購入されると満足度は高いのかな~と思いました。
結局、性能はすっごくイイというのは分かりましたけど、金額の折り合いは今のところ付きそうもないので見送りデス。ぽんっと購入できる人がうらやましい~~。