ソニーは、画面ほぼ全域をカバーする179点像面位相差AFセンサーを搭載し、優れた動体追従性と0.07秒の高速AFを実現したミラーレスカメラ「α5100」を発表しました。

ニュースリリースより

sony-α5100

・本機はAF精度の向上により、サッカーなどのスポーツや、公園で走り回る子ども、ペットなど動きの速い被写体を追従し続けます。

・加えて、タッチパネルを採用し、画面をタッチするだけでピント合わせと撮影ができる「タッチシャッター」を搭載しています。

・動く被写体を液晶画面で捉えていれば、好みの場面で画面をタッチするだけで、ピントの合った躍動感のある高画質写真の撮影が体験できます。

発売日 2014年9月5日

カラー
ボディのみ ブラック
パワーズームレンズキット ホワイト/ブラウン/ブラック
ダブルズームレンズキット ホワイト/ブラウン/ブラック

主な特長
○画面ほぼ全域をカバーする179点位相差AFセンサーを搭載
 コントラストAFセンサー(25点) 像面位相差AFセンサー(179点)
○0.07秒の高速AFを実現
○感度特性が向上した有効約2430万画素Exmor CMOSイメージセンサーを搭載
○AVCHD Ver.2に準拠したフルHD(1920×1080)60p/30p/24p
○動画撮影時の常時AF対応
○同時録画記録に対応
 AVCHD動画およびXAVC S動画のフルHD動画記録と同時にMP4動画を記録可能
○自分撮りしやすい180度チルト可動式液晶モニター

主な仕様
・センサー APS-Cサイズ(23.5 x 15.6mm)CMOSセンサー 有効約2430万画素
・連写速度 Hi時:最高約6コマ/秒、Lo時:最高約3コマ/秒
・液晶モニター 3.0型  921,600ドット タッチパネル チルト式
・内臓マイク ステレオ
・大きさ 約109.6 x 62.8 x 35.7mm
・重さ 約283 g(バッテリー等含む)

コメント
「179点像面位相差AFセンサー」というのは、実は上位機種の「α6000」と同じスペックです。
この「α6000」は、ミラーレスカメラの弱点といわれていたオートフォーカス性能を大幅に向上させたモデルで、「爆速」とも言われていますね。

「α6000」の連写速度は、「Hi時:11コマ/秒」、「Mid時:6コマ/秒」です。しかも、止まっている物だけでなくAF追従でこの速さですから、フラッグシップの一眼レフ並と言ってもよいくらい。
そして、今回発表された「α5100」は、連写速度は「Hi時:最高約6コマ/秒」となっているものの、基本的には「α6000」と同等と思われる「AFセンサー」を搭載しています。
そのオートフォーカス性能は、かなり期待が持てそうですね。

また、「α6000」もチルト式液晶モニターを搭載していますが、角度調整機能は「カメラ背面に対して上約90°,下約45°」です。つまり、自分撮りには向かないと思います。
これに対して「α5100」のチルト式液晶モニターの角度調整機能は、「カメラ背面に対して上約180度」ですので、カメラを真っ正面に見ながら自分撮りが可能です。
ただし、この液晶モニターは、下方向には角度を変えられません。したがって、カメラを高い位置に構えて液晶モニターを見ながら撮影する、といった使い方は難しいかもしれませんね。

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