出かけようかと思ったら、デジカメWatchに、次の記事がアップされていました。
インタビュー:キヤノンに訊く「PowerShot G1 X」の進化
~キヤノンコンパクト史上最高画質、一流シェフが料理する“四つ星の味”
大変面白いインタビュー記事でしたので、こちらも帰ってからアップしようと思います。
とりあえず、予告まで。
続き
PowerShot G1 X は、「キヤノンコンパクト史上 最高画質」を誇るデジタルカメラです。
その原動力となったのは、「1/1.7型に比べて面積で約6.3倍大きい」という大型のセンサーです。
「EOSで使われているAPS-Cセンサーをコンパクトなボディに納めようという想いがありました。
イメージとしては、APS-Cサイズ(3:2)の両端を切り落として4:3にしたものを採用しています」
ということで、いわゆるコンデジとしては、かなり大きなセンサーを使っていることが分かると思います。
基本的に、写りはEOS7D あたりと「同等」と思いますが、二つの点でより有利だと思います。
ひとつは、SigumaのDP1などもそうなのですが、「専用レンズ」を搭載していることで、画像の補整やセンサーとのマッチングがよくとれているだろうこと。
もう一つは、映像エンジンがDIGIC5 なので、高感度画質に改善がみられるであろうことです。
インタビューへの答えでも、次のように述べておられます。
Q:高感度画質はどれくらい向上していますか?
A:画像処理技術の進化と合せて、従来比約2段分の向上となっています。
一方で低感度の画質も向上しています。
ダイナミックレンジが広くなったので、
明暗の激しいシーンでも、より人間の目に近い写真が撮れるようになっています。
また、前モデルのPowerShotG12 と比べるとひとまわり大きなボディとなっていますが、大きなセンサーを搭載してしかもコンパクトにするための工夫がいろいろと語られていて興味深い記事でした。
なお、「ミラーレス機との関連」が気になる方も多いと思うのですが、そのあたりはすべてノーコメントのようです。
ただ、今年中にキヤノンからミラーレス機が登場するのは、ほほ間違いないでしょうからPowerShot G1 X の購入を検討する際には頭に入れておくといいかもしれませんね。